帰国の引越し準備

帰国時の引越し計画

帰国が決まったら引越し準備を始めるのですが、辞令のタイミング次第ではあまり時間がない可能性もあります。
そうした時、逆にしっかりと事前に計画を立てて漏れがないようにしていったほうが無駄がありません。
ここでは帰国時の引越し計画について解説します。

帰国時の引越しの流れ

帰国時の引越しの流れ

本帰国の引越しは赴任時と違い、準備期間が短いケースが多いようです。
時間の中でも、引越しの流れを把握し、手続き等に漏れがないようにしましょう。

●本帰国が決まったら。(帰国1か月~2か月前)

・とにかくまずは業者に連絡し、下見と見積もり

本帰国が決まったらすぐに業者に連絡し、下見に来てもらいましょう。
下見の日までに、日本に持って帰るもの、持って帰らないものについてめどをつけておきましょう。
持って帰るものについては、極力は船便、航空便、手荷物のいづれの方法で送るかも、考えておきましょう。

帰国間際まで使うものや貴重品は携帯手荷物。
帰国後早い時期に必要なものは航空便。
その他の荷物は船便です。
また、見積もりから荷物発送までの間に新たに荷物が増える(お土産や記念品など)場合も、下見の際に伝えておきます。

荷物保険についても問い合わせておきましょう。
日本で荷物を受け取った際に、荷物ほ破損、紛失があった場合に保険請求します。

・発送日の決定

船便は遠方では2か月、アジア圏でも1か月程度、輸送にかかります。
航空便は1週間から10日ぐらいで届きますので、出発直前でも良いでしょう。

●下見~2週間前

・荷物の仕分けと買い物

持って帰る荷物について、船便・航空便・手荷物に仕分けし、引き取りの準備をします。
輸送方法別に付箋を貼ったり、家の特定の場所に集めておくなどして、引越し当日に業者が間違いなく持っていけるようにします。
また梱包は業者が当日ほとんど行ってくれますが、自分で梱包したいものは梱包しておきましょう。

新たに購入して送りたいものは、引越し当日までに購入しておきましょう。
なお、引越し間際に購入した新品やお土産は引越し荷物であっても課税対象です。
レシートのコピーなど金額のわかるものを用意しておきましょう。

【関連記事】帰国時の引越しの荷物仕分けで注意すべき6つのポイント

・船便の発送

荷物の引き取りに立ち会います。
梱包は業者がほとんど行いますので、荷物の内容を確認してパッキングリストを作成します。

なお、日本への輸入が禁止されているもの、制限されているものがあります。
業者が案内を用意していますので、荷物に該当するものがないか確認しましょう。

・持って帰らない荷物の処分

帰国までにすべて処分する必要があります。
廃棄するか、知人に譲るか、早めに計画を立てましょう。
また、赴任地で購入した家具や家電は帰国後に使えない可能性もあります。
持って帰ったところで保管のために費用を要することもありますので、思い切って処分しましょう。

【関連記事】海外で購入した家電・家具を日本で使う場合の注意点

・トランクルームの荷物手配

日本のトランクルームに問い合わせて、預けてある荷物の引き取りについて期日を含め打ち合わせましょう。

●2週間前~出発

・航空便の発送

業者が梱包しますので、パッキングリストを作成しましょう。
パスポートなどの貴重品が混入しないよう、注意しましょう。

船便同様、日本への持ち込みが禁止されているもの・制限されているものが含まれていないか確認しましょう。

携帯荷物の確認

出発当日、貴重品や、帰国後の入学手続きに必要な書類などは携帯手荷物として持って帰ります。

●到着~荷物の受け取り

・通関手続き

日本到着時、税関に別送品申告書を提出します。
通関手続きは業者が行ってくれます。
なお、通関時に免税範囲を超える荷物がある場合には課税対象となり、税金を支払わないと荷物が届きません。
また輸入禁止品があった場合には、厳しく処罰されます。

【関連記事】日本入国時・通関の注意点

・荷物の引き取り・確認

航空便、船便を引き取ったら、荷物に破損や紛失がないか、確認しましょう。
破損があった場合などは、引越し保険の手続きに沿って保険請求をします。

帰国時の引越し計画に関するQ&A

Q1.赴任中に犬を飼い始めました。一緒に日本に行くにはどうしたらよいでしょうか?
日本に入国するための条件を確認して準備をしましょう。
主にマイクロチップの装着、狂犬病予防接種などが必要で、時間がかかる場合もあります。
到着予定の空港の動物検疫所に確認しましょう。

【関連記事】海外からのペット・植物の持ち込み時に気をつけるポイント

Q2.赴任中に病院で処方してもらった薬は持ち帰れますか?
処方箋薬は1か月分以内までは個人が自分で使用する目的の場合に厚生労働省等の許可を得ずに持ち込むことができます。
このほか、医薬品の持ち込みは制限があり、さらに海外で健康食品として販売されていても、日本国内では医薬品に該当する成分が入っているものもあります。
事前に業者に相談したり、厚生労働省HPで確認しましょう。
Q3.赴任中に購入した家具は持ち帰った方がいいですか?
日本の住宅は海外の住宅より比較的小さい場合が多いので、持ち帰っても使えない可能性があります。
持ち帰った後の保管方法についても検討が必要です。
難しそうな場合は、帰国前に知人や後任者に譲ることも考えてみましょう。

帰国時の引越し計画まとめ

①まずは業者に連絡をして下見と見積もりを。荷物の発送日も含めて、全体の計画を立てましょう
②日本に持ち帰らないものは処分か、知人に譲るか、早めに決定を
③日本への持ち込みが制限されているもの・禁止されているものが荷物に入っていないか、念入りに確認を。

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