赴任に必要な手続・届出
海外赴任先で気になる親の暮らしや介護
海外赴任となると、日本で暮らす両親に介護が必要になったとしても、すぐに駆けつけることは難しくなります。赴任期間や両親の健康状態を考慮して、出発前に準備できることはないか一度よく調べておき、必要な対策を考えておきましょう。
この記事で書かれていること
海外赴任が決まったら考えておきたい介護の問題
まずは、海外赴任の予定任期と両親の健康状態を考慮して、必要な対策は何か検討しましょう。すでに介護サービスを受けている場合などは、渡航後のケアマネージャーとの連絡方法の打ち合わせ、プランの見直しなど、よく相談をしておきます。必要に応じ、見守りサービスなどの利用も検討しましょう。
一方、まだまだ先のこととお考えの場合も、まず基本として介護保険制度の利用方法をしっかり理解しておきましょう。介護保険制度を利用する際の基本的な流れは、介護認定の申請、調査（職員の自宅訪問、主治医の意見書作成）、介護認定の結果通知、ケアマネージャーとケアプランの作成、サービス利用開始、となっており、申請から認定までは1ヶ月程度かかります。
介護認定は、地域包括支援センターに申請します。ここではケアマネージャーへの相談、ケアプランの作成等、各種手続きの窓口となっているので、まずはご両親の住まいを管轄するセンターについて調べておきましょう。可能であれば、出発前に一度、渡航前に準備できることがないか、出発後の連携はどうしたらいいかなど、相談しておきましょう。介護サービスの利用は全てケアマネージャー経由での手続きになるので、海外とのやりとりがスムーズにできるかどうか、特に注意して相談しましょう。そのほか、両親の主治医の連絡先なども控えておきましょう。
制度利用のほか、民間のサービスも必要に応じて検討しましょう。見守りサービスは、センサーを設置することで体調の変化を常時見守ります。また、救急のときにはスタッフが駆けつけます。
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| 企業・団体名 | 株式会社ソルクシーズ | |
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| 提供サービス | ご両親に関する御相談（無料）と代行・見守りサービス(有料） | |
|---|---|---|
| 地域（国内） | ご両親がお住まいの日本全国（一部離島などを除きます） | |
| 企業・団体名 | 特定非営利活動法人 海を越えるケアの手 | |
海外赴任先で気になる親の暮らしや介護に関するQ&A
- Q1.急遽、海外赴任が決まりました。同居している両親のことが心配です。
- 見守りサービスなどを利用しましょう。センサーなどで見守りを継続してくれるタイプのサービスのほか、定期的に専門家が訪問し、親御さんの様子をレポートしてくれるサービスもあります。
海外赴任先で気になる親の暮らしや介護のまとめ
㈰海外赴任中の親の介護について、出発前に考えておきましょう
㈪見守りサービスなどが便利。遠方の赴任者に変わって家族をサポートしてくれます
