赴任時の子供の教育

海外の学校への転校手続きで大事な事

赴任地の学校が決まったら、転校手続きの準備をしましょう。日本で準備をしておく書類もあります。日本人学校の場合は教科書や学用品の準備も必要です。また、文房具はあらかじめ日本で買い揃えておくとよいでしょう。

転校手続きの準備

転校手続きの準備

赴任地の学校が決まったら、転校手続きの準備をします。
現地の学校に詳細を確認しましょう。日本の学校へは、転校の連絡とともに、転校手続きに必要な書類の発行を依頼しましょう。
現地の学校の入学手続きは、赴任地に到着後、直接学校へ赴いて行う場合が多いです。まずは、出発前に用意すべき書類を確認し、もれなく準備しておきましょう。

●現地校(公立)入学の手続きの例
一般的に下記の書類が必要です。1と2は日本の学校に発行を依頼しましょう。
1 日本の学校の在学証明書(英文)
2 過去2~3年間の成績証明書(通知表の英文)
3 パスポート等公式書類による国籍、生年月日等の証明書
4 その学校区に居住する旨を証明する書類(自宅契約書、公共料金の領収書等)
5 予防接種の証明書(母子手帳等)

●日本人学校入学の手続きの例
一般的には下記の書類が必要です。いずれも日本の学校に発行を依頼しましょう。
1 在学証明書(または卒業証明書)
2 指導要録の写し
3 歯科検査表
4 健康診断表

教科書の準備

●日本人学校に入学の場合は、必ず事前に取り寄せを。

日本人学校では原則、新入生の教科書は現地で用意されませんので、日本から持参します。
事前に自分で用意しておくべき教科書について確認・入手の上、渡航しましょう。
教科書の無償配布は、海外子女教育振興財団が行っています。
詳細な情報・手続きが参照できますので、以下を確認しましょう。

海外子女教育振興財団 「日本の教科書の無償配布」

なお、新たに教科書を入手する必要があるのは、出国前に使っている教科書が日本人学校で使っている教科書と異なる場合と、出国前の段階で既に新学期、あるいは後期の教科書が発行されている場合です。
ただし教科書の入荷時期(6月下旬、11月下旬)に出国時期が重なる場合、入荷のタイミング次第では入手できない場合があるので、早めに相談して計画を立てましょう。
出国前に受け取ることができない場合は、渡航後に在外公館で申し込みます。この場合、国際郵便での発送となり、輸送費・梱包費は自己負担です。

●現地校・国際校に入学の場合は自宅学習用に。

無償配布の対象は、日本国籍を有し、1年以上の海外滞在を予定する学齢期のお子さんです。日本人学校・補修校に通う予定ではない場合でも、自宅学習用として受け取ることができます。

●手続き方法は?

海外子女教育振興財団へ申し込みます。前述のWEBサイトで確認しましょう。
申請書は財団の窓口(東京・大阪)、あるいは財団WEBサイトからダウンロード可能です。加えて、通っている学校からは教科書給与証明書を発行してもらい提出します。受取方法は、窓口受領・郵送から選ぶことができます。
受付は出国の2ヶ月前からです。ただし、前述のように6月下旬、11月下旬の教科書入荷のタイミングに出国を予定している場合は受け取りが可能かどうか、早めに相談を。

日本から持っていったほうがいい学用品

日本人学校の場合、学校で使用する学用品も持っていきます。赴任地では購入が難しいものが多いので、事前に準備しておきましょう。運動靴、上履き、筆箱のほか、給食制度がない学校がほとんどですので、お弁当箱や水筒、箸なども準備しましょう。また、現地校や国際校に入学する場合でも、補習校や、家庭での日本語学習のために、辞書や参考書などは持って行った方がよいでしょう。
日本で人気のキャラクターの文房具などは、赴任地次第ではもちろん手に入りにくくなります。お子さんのお気に入りがあれば、ぜひ持っていきましょう。

海外での転校手続きに関する体験談

インターナショナルスクール入学時、詳細な健康レポートを提出しました。
入学するときに、だいぶ細かなヘルスレポートの提出が求められました。何歳のときにどんな病気をしたか、予防接種はすべて完了しているか、などの項目を記入し、健康診断書も添付しました。渡航してから日系の病院に相談して準備しましたが、結構大変でした。予防接種は国によって受ける時期や回数が違うので確認が必要です。母子手帳の翻訳を提出した、という方もいましたので、学校によっても違うようです。
教科書も学用品も準備してから出発。一時帰国でも学用品は買い足していました。
日本人学校に通うことになり、教科書は出発前に海外子女教育振興財団で受け取りました。体操服などの学用品も準備して渡航。その後も、日本人学校から随時、学用品を購入するよう連絡があり、一時帰国の度に買い足していました。上靴なんかは、次の一時帰国までもつように、2サイズぐらい購入していました。友人同士で、足りないものの購入をお願いすることもありました。

海外での転校手続きに関するまとめ

①学校が決まったら手続きの準備を。在籍校への書類依頼も確認を。
②日本人学校の場合、教科書の準備は必須です。
③学用品・文房具なども渡航後の学校生活をイメージして準備を。

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