海外引越の準備

海外引越し荷物の仕分け大事なポイント

たくさんある荷物の中から、何を赴任地へ持って行くか、何を日本においていくか、判断に迷うところでしょう。
限られた輸送費の中で、適切な量の荷物を持っていくために、まずは絶対に気をつけておきたい判断基準を確認しましょう。
海外赴任中の生活を具体的にイメージすることもスムーズな荷物の仕分けには大切なことです。
積極的に現地の情報を集めましょう。

赴任先へ持っていけない品物をチェックする

海外赴任中の所得税

いろいろ持っていきたい荷物があっても、海外引越しの場合、法律や諸制度によって日本からの持ち出し、あるいは赴任地への持ち込みが禁止されているものがあります(「取扱禁止品目」または「禁制品」)。

お気に入りの観葉植物や、お土産物の加工食品なども、相手国の検疫によっては持ち込むことができない場合もあります。
これらの取り扱い禁止品目は各国で詳細が異なります。
必ず、引越し業者に確認しましょう。

赴任先で使えるか事前に確認

荷物の大部分をしめる家具と家電は、赴任先で使えるか確認しましょう。

海外の住居は日本よりも大きい場合が多く、家具のサイズが合わないこともあります。
さらに、家具付きの賃貸物件も多いので、その場合には日本で保管するか、処分することを検討しましょう。

また家電(電化製品)を海外で使用する場合、基本的には変圧器が必要です。

日本の家庭用電力は100Vですが、海外ではより高い電圧の国が多いです。
変圧器なしで使用すると、家電が壊れる可能性があります。
ただし、最近では幅広い電圧に対応できる家電(マルチボルテージ)も販売されています。
まずは、赴任地の電圧と、持っていきたい家電の対応電圧を確認しましょう。

延長コードや配線タップ(タコ足)も、日本国内向け製品は100V対応のものが多く、海外でそのままコンセントに差し込むと、破損する場合があります。
高電圧に対応した、海外向けの製品を使いましょう。

コンセントのプラグの形状も国によって異なります。
赴任地に合わせた変換プラグを必ず用意しましょう。
赴任中に他国へ出張や旅行の予定があれば、マルチタイプがオススメです。
また、テレビやラジオ、DVDプレーヤーは、放送周波数や様式の違いから使用できない場合があります。
合わせて確認しましょう。

【関連記事】海外のコンセント・変圧器事情

赴任先へ持っていく荷物を仕分ける

衣類、食器、キッチン用品や学用品などを中心に持って行くべきものを決めていきましょう。
現地で購入出来るもの、あまりに大きいものは持っていかないほうが良いでしょう。

衣類や靴は現地でサイズのあったものが見つからない場合もあるので、できるだけ持っていくのがオススメです。
また日本語の書籍や日本食などは、現地で購入できない、あるいは購入できても高価な場合があります。
できるだけ持っていくようにしましょう。
子どもを帯同する場合には、年齢にあった日本語の本を持っていくと、家庭での日本語学習に非常に役立ちます。
日本人学校の学用品も出発前に購入して持っていくようにしましょう。

また、ゴルフ、テニス、スキーなど現地でも続けられるスポーツや、囲碁などの趣味のものは、海外赴任中のストレス解消に役立ちますので、ぜひ持ってきましょう。

医薬品は注意が必要です。
投薬中の薬に関しては医師に英文の処方箋を発行してもらい持参します。
常備薬も少し多めに用意すると安心です。
ただし、大量に持ち込む場合には、税関とのトラブルを防ぐために、説明書を持参しましょう。

荷物をすべて持っていけば仕分けの手間は省けますが、超過料金が発生して思わぬ出費につながりかねません。
基本的には、現地で買えるもの、大きなものは持っていかない、として仕分け、持っていかないと決めたものは処分や保管をどうするか、判断していきましょう。

海外に持っていった方が良いおススメ商品

洗濯バサミや、物干し台、スリッパや文房具など、ちょっとした日用品でも、現地ではちょうど良いものが手に入らないこともあります。
先任者など、現地の事情を知っている人に聞いて、ぜひ用意しておきたいものです。
歯ブラシでも小さなヘッドのものが売っていなくて、こまった、ということもあります。

またパン食が定着していない地域に赴任する場合は、パン焼き器を持っていくと大活躍するようです。
その他、硬水を軟水に変えるシャワーヘッドなど、海外赴任者向けのアイディア商品も、新しく発売されていますので、調べてみましょう。

【関連記事】滞在先で手に入らない物を日本の通販で購入

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不用品を処分する最適な方法

不用品の処分は早めに計画を立てておきましょう。
粗大ごみは市区町村の規定にしたがいます。
回収のための予約や、手数料の支払いが必要な場合もあります。
直接問い合わせて確認しましょう。

また、家電や家具、衣類などはリサイクルショップなどが買い取りサービスを行っているので、問い合わせてみましょう。

【関連記事】海外赴任時の不用品処分や残置荷物の保管

ペットを連れて行くには手続きが必要

ペットを連れていくには日本を出国(輸出)する条件と、赴任国に入国(輸入)する条件の両方を確認しましょう。
ここでは主に、犬と猫の場合を紹介します。

その他の動物については、動物検疫所のHPを確認しましょう。
準備には時間がかかるので、海外赴任が決まったらすぐに準備に取り掛かりましょう。

●日本を出国する

狂犬病(犬の場合は狂犬病とレプトスピラ病)の検査と輸出検疫証明書の取得が必要です。
農林水産省の動物検疫所が手続きを受け付けています。
出国時に利用する空港の検疫所に確認しましょう。

●赴任国に入国する

赴任国の在日本大使館や、現地の検疫当局に直接確認しましょう。
英語など外国語でのやりとりが必要な場合もあります。
困難であれば、ペットの海外輸送を専門とする業者に依頼することも検討しましょう。

●日本に帰国する条件も確認を

日本に帰国するときには、日本に輸入する条件を満たしていなければなりません。
ペットの年齢にもよりますが、狂犬病予防接種とその抗体検査、マイクロチップの装着などが義務付けられています。
日本到着時に輸入条件が整っていないと、最長180日間(約6ヶ月)、空港で係留される場合もあります。
海外赴任前に条件を把握しておくと、帰国が決まった時に慌てずに済むでしょう。

【関連記事】海外からのペット・植物の持ち込み時に気をつけるポイント

●その他の準備

航空会社に連絡し、料金の確認、ケージ(クレート)など輸送に必要な準備について確認しましょう。
考えられる費用としては、予防接種などの医療費、航空運賃やケージなどの輸送費、さらに出発当日の体調の変化や係留検査となった場合の緊急対応費用などが挙げられます。

荷物の仕分けに便利な不用品買取サービス

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出国時に引取ってもらう場合、振込まれる車両代金をどのように確認すればいい?
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インターネットが繋がれば、赴任先に到着と同時に確認をして頂くことが可能です。

なお、海外への送金はお受けすることはできませんが、SMBC信託銀行プレスティアなど日本国内に窓口がある銀行であればお振込させて頂くことができます。

海外へ持っていってよかったモノ、必要なかったモノ体験談

思ったよりも冷え込みの厳しい台湾。暖房器具がなくて本当苦労した/台湾
台湾は冬に気温が10度以下になることもあります。
なのに住宅に暖房設備がなく、その上、暖房器具を買おうとするにも品数が少なく割高。
日本からこたつやストーブを持ってくればよかったと後悔しました。
あと台湾の冬は気温が低いのに湿度は高い。
布団乾燥機を持って行ったんですが寝る前に使うと布団がホカホカして気持ちよく寝られました。
現地で売っていないと思います。
キッチン用品はやはり日本からもっていってよかった。/シンガポール
キッチン周りはやはり、何かと日本のものを持って行って正解でした。
まず炊飯器。現地で同様の品質のものを買おうと思うと2倍以上の値段ですし、現地メーカーのものは、炊け具合がいまいちで物足りませんでした。
一時帰国で買ったフイッシュロースターも活躍しています。
キッチンの調理台(ガス・電気)に魚焼きグリルがないので、以前はフライパンや、トースターで焼いていました。
あと和食器も持って行ってよかったです。
お客様が来たときに使うと、やっぱり見栄えがいい。
現地デパートでも売っていますが、デザインが現地の方好みなのか、ちょっと日本のものと違います。
引越しやさんの知恵。収納ケースは便利でした。/マレーシア
引越業者に教えてもらったのですが、収納ケース(引き出しタイプ)に洋服を詰めて引越ししました。
現地到着後そのまま使えたので、荷物の入れ替えの手間が省けて一石二鳥でした。
家に備え付けの洋服用クローゼットは引き出しが少ないので、小さめの収納ケースをクローゼットの下に入れて小物入れとして使っています。
あと洗濯干し台も役に立ちました。日本のように洗濯干し場がないので、乾燥機か部屋の中で干しますが、自立するタコ足のものがあるとたくさん干すことができて便利です。
あまり売っていません。

引越し荷物の仕分けに関するまとめ

①住宅の大きさ、電圧、買えるもの買えないもの…赴任地の状況をよく調べて荷物を仕分けましょう
②不用品は捨てるよりも、不用品買取サービスがおすすめ
③ペットを連れていくには、日本の条件と赴任国の条件を確認。動物検疫の当局に確認を

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