帰国後の子供の教育

帰国子女の海外校への進学

海外で学んだ経験のある子どもにとって、今や進学先は日本だけにとどまりません。語学力を伸ばしたい、国際的な視野を広げたい、長く暮らした海外生活をそのまま続けたい等の場合、海外の学校へ進学する選択肢もあります。ここでは帰国子女の国際的な進路についてご紹介します。

海外校への進学について

海外校への進学について

海外赴任に帯同した子どもの場合、将来は日本に帰国して進学するのが一般的ではあるものの、海外生活が長ければ、海外校に進学するという選択肢もあります。
例えばアメリカでは現地校に通う子どもが多く、いざ本帰国となっても、子ども自身は慣れ親しんだアメリカで進学したい、暮らしていきたい、と考える場合もあります。実際に、両親は本帰国し、子どもはアメリカに残って進学したという事例もあります。
一度、本帰国した場合でも、外国語をもっと伸ばしたい、海外での学びのスタイルが自分に合っている、と子ども本人が考える場合には、再度海外の学校へ進学することも選択肢として考えることができます。
特に、中学生・高校生を帯同する場合には、選択肢を広げるためにも、海外校進学について基本を押さえておきましょう。

一度日本に本帰国。将来的に海外校へ進学したい

日本国内のインターナショナルスクール、あるいは国際バカロレア認定校について検討しましょう。外国語で学ぶ力を伸ばすほか、海外大学を受験する資格を卒業時に得ることができます。
・日本国内のインターナショナルスクール
アメリカ系、イギリス系など、日本国内の外国人を対象にした学校、あるいは国籍を問わず生徒を受け入れ独自のカリキュラムで教育をする私立学校です。授業はその学校が規定する言語で行われ、教科内容も同じく、学校側で定めています。

・日本国内の国際バカロレア認定校
ジュネーブの国際バカロレア連盟が認定する学校です。
卒業すると国際バカロレア資格を得ることができます。これは、国際的に認められる大学入学資格で、世界の有名大学を受験することができます。
日本国内に徐々に認定校が増えつつあります。

日本に帰国せず、海外校へ進学する

赴任の時期によっては子ども自身は日本に帰国せず、そのまま現地の学校、あるいはその他の国の学校へ進学する事例もあります。
海外校進学にあたっては現地の仕組みをよく理解する必要があります。またビザを学生ビザに切りかえる必要があります。
また、ボーディングスクールと呼ばれる全寮制の中高一貫校も魅力的です。早い段階で子どもが海外の学校に進学したいと考える場合にオススメです。何より全寮制ですので、子どもを置いて本帰国することになっても安心です。

帰国子女向けの教育相談団体

mint(ミント)

海外で教育に携わった海外補習校元校長、元教員、日本人学校元教員ほか、海外生活の経験豊富な女性たちによる生活・教育相談会です。

各アドバイザーによる現地の生活情報は、引越し準備や持参して便利な物など具体的で、赴任前と赴任中の不安やストレスを軽減してくれます。また、「海外での家庭教育」「親の心構え」「赴任先の教育事情と学校選択」「帰国受験」など、専門家からの適切なアドバイスは、お子様はもちろんご家族の新生活スタートに役立つだけでなく、帰国後の進学までも視野に入れ、より充実した海外生活を送っていただけるよう配慮しております。

海外教育の専門家と経験豊かなアドバイザー達は、皆様の希望ある海外生活のトータルサポーターとして親身になってご相談にお答えしております。
皆様の実りある海外生活のために、ぜひ一度おたずねください。

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ALOE

ALOE(アロエ)は、海外で生活をしたことのある女性の集まりで、名古屋を中心に東海地方で活動しています。 現地で実際に見聞きした人々の生活や、彼等との交流から学んだボランティア精神を日本の社会でも活かせたらという思いで、1985年春に誕生しました。現在、会員数は50名余りで、会員の滞在した国はおよそ15ヶ国に及び、滞在年は1年弱から10年以上と様々です

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関西帰国生親の会かけはし

渡航前から帰国後までお子さまの教育についての情報を提供いたします。

毎年秋に学校情報誌『帰国生への学校案内≪関西≫』を発刊しています。関西圏にある帰国生の多い学校を実際に訪問して母親の目で取材・編集した、一般の受験情報誌とはひと味違った学校案内です。先生方のお話、在校帰国生や保護者の声もご紹介して、お子さまの学校選択のお役に立てるよう努めております。
また、日本の小学校から大学まで、入学・編入についての基礎知識をまとめ、英語保持教室情報、会員が経験談を語るリポートやコラムなど、読み応えのある一冊です。
お子さまの教育等についてメールでのお悩み相談もお受けしております。詳しくはHP をご覧ください。

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1984 年結成の、海外生活経験者によるボランティア団体。主に大阪梅田で活動しています。
関西の教育事情や海外生活についての情報提供を通じて、渡航前・滞在中・帰国後の方々をサポートいたします。

提供サービス ■学校情報誌『帰国生への学校案内《関西》』の発刊(毎年秋)
■定例会(毎月)、おしゃべり会などの開催、会報の発行(年2 回)
■メールによる無料教育相談
お問い合わせ先 かけはし事務局
企業・団体名 関西帰国生親の会かけはし

ユーザーの声

何度も読み返しました!
高1の途中で帰国、編入試験を受験した娘のために学校案内を購入しました。たくさんの学校の基本情報はもちろん、各校のHPではわからない帰国生や保護者の生の声、受験に向けての準備などの情報は、帰国前に受験校を決めなければならなかった我が家にとってとても貴重なものでした。 
必要な時に欲しい情報が得られます。
在外中は在籍している学校からも必要な受験情報が得られず、気持ちが焦るばかりでしたが、この本は帰国生の視点で書かれていて、他では得られない情報が沢山詰まっており、大変参考になりました。赴任前から帰国時まで、必要な時にその部分を読むことで、考え方・必要事項・留意点が的確に分かる一冊だと思います。

海外校へ進学するメリット・デメリット

海外校も選択肢の一つとして。視野を広げておくメリット

海外生活が長い子どもの場合、やはり日本の学校に進学することに抵抗を感じることもあるかもしれません。いざ本帰国してから、また新たに日本の異文化環境に適応するのは、なかなか大変です。
そんな時には、海外校の進学も視野に入れることで、子どもにとってベストな選択が見つかる可能性もあります。
また、海外で働きたい、語学力を落としたくない、という場合に、日本に帰るよりも海外校に進学する方が子どもの望む進路に近いかもしれません。
一方、家族の事情や海外進学の費用、あるいはビザの手配などの準備など、海外校進学にあたっては検討すべきことはたくさんあります。入学手続きや受験制度などは外国語で調べることになるので、壁を感じるかもしれません。
その場合、赴任地でそのまま進学する以外にも、一旦帰国し日本国内のインターナショナルスクールや帰国子女の多い私立校に進学した上で留学を考える、ということもできます。
幅広く情報を収集して、より良い選択ができるよう、備えておきましょう。

帰国子女の海外校への進学体験談

慣れ親しんだアメリカで大学進学
アメリカの現地校に中高と通っていた子どもが、自分の希望でアメリカの大学へ進学しました。入試制度や志望校については本人が積極的に調べて準備しました。本帰国が決まってから親子で離れて暮らしていますが、現在はネットで簡単にコミュニケーションもとれるので少し安心です。本人の希望を尊重した判断をしてよかったと思います。
高校受験で帰国。大学入学後、改めて海外留学にチャレンジ
高校は日本の学校に入れたいと思っていたので、中学3年で子どもだけ帰国させました。その後も日本で一般生と一緒に高校を過ごしましたが、大学に入ってから改めて海外で学んでみたいと思ったようで、来年からフランスに留学します。今までは英語圏だったのですが、改めてフランス語も勉強し始めました。どんどん自分の世界を広げていく姿を応援したと思います。

帰国子女の海外校への進学についてまとめ

①日本に帰国する以外にも、海外校への進学、留学という選択肢もあります
②いったん帰国して将来的に海外校進学を考えるなら、国内のインターナショナルスクールや国際バカロレア認定校について検討してみましょう

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