自慢話

「それでねそれでね、学校の先生にうちの子が
　よく褒められてて、それがさ、こうであぁで
　こうなって・・・エトセトラ。」

ご近所さんの話。

自慢話をよくする人っているじゃないですか。
まー、よくそこまで自慢できるねって感じの。

いやね、うちの近所におるんですよ。
自分の子供を天才にさせたいのか、
はたまた自分のコピーにさせたいのか。

その自慢のお子さん（１人っ子）には小さい時から
テレビは見せず、とにかく知育教育のみ。

そして、「あの子には負けないでよ～。」と
そのお母さんは必ず子供に言うそうです。

勉強、スポーツ、音楽、もう全てにおいて
一番じゃないと気に入らないみたいです。
お母さんもお子さんも。

例えば、うちの子がヘアバンドしてくるとする
じゃないですか。

知り合いがおいらの嫁はんに
「そのヘアバンド可愛いねとても似合うよ。」
と言ったとします。

その子のお母さんが来て、ヘアバンドはどこで手に入れた
とか、聞いてきて教えるじゃないですか。

１週間後に、似たようなヘアバンドをその子に着けさせ
張り合うんです。

いやー、テレビのドラマにありそうな小さな嫌がらせ
っていうんですかね。そんな感じだと思ってください。

ホントに困ったもんです。

疲れますよね、会えば毎回そんな話聞かされて。
うちの嫁はんが、可愛そうだとつくづく思います。

嫁はんと、その子のお母さんは、タイプが違うので
あきまへん。ストレス溜まりますよね。

そもそも、自慢する人っていうのは可愛そうな人が
多いそうですよ。
自尊感情(自己肯定感)が低い人ほど自慢行為が出やすい
そうです。そして、他者を通じて自分が凄い、自分の
持っているものは凄いんだと確認する行為が必要になる
そうです。

何度も自慢話ばかりする人は、結局は自分に自信がない
ということだそうです。

その一方で、自尊感情が強い人ほど、自慢話をせず、
自分はここまで凄いんだ！という事を他の人に
言わなくても、自分で自分を肯定できているので
そんな事を言わなくてもいられるそうです。

おいらも、自尊感情磨きたいわ～。

自慢話が始まってしまったら自慢話を切り上げさせる
のではなく一秒でも早く最後まで話してもらうことを
目指す事を目標にし「すごいな～、最後はどうなったん」
と、いかにも興味を持っているかの様に見せかけ、
さっさと終わりにさせるのが手だそうです。

しかしもしエンドレスちゃうかこれ？と思った瞬間は、
「そうなんだ！凄いねー、あっでもまた後でね、これから
　用事あるから。ニコッ」で終わらせるのが王道だそうです。

しかし、そう分かってても、上手く出来ないとか
イライラは溜まると思うやないですか！
その時は、その人を観察し、その人の話の先を読む
ある意味、自分の心の中で作るクイズ。

これ、おいらも日系企業辞める時に使いましたよ。
常務と専務に呼ばれて、説教じみた脅しを掛けられ
たんですが、もうおいらは腹が決まってたので、
何を言われようと気にもせず、心の中で「次の
問題です！何と言うでしょうか？」的に遊んでました。

難しいとは思いますがね、自分の為からね。

本当に、自慢話聞かされるほうが疲れますからね。
いやー、困ったもんですわ。

これからスーパーテクニックを見つけたいと
思います！

出来たらお伝えしたいと思います。