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「韓国の釜山へ一緒に行かない？」
「＊＊サンは、家族・ミタイ・な・もの・ダカラ・・・・」
と、懇意にしているマレーシアンファミリーに誘われて、
「行きたい～」と、OK返事を出した背景には、・・・・
①、今まで、行く機会がなく、韓国なんて別にいかなくってもいいし、
関心は全くなかった。でも、せっかくだから行こうかな・・と。今年は
ずいぶん旅行したから、お金無いからやめようよ・・と心の激しい葛藤。
・・・・・でも行って正解だった。ソウルは遠慮するけど、やはり地方
都市はそれなりに良かったと思う。
②、日韓関係は冷えているし、対日感情がかなり嫌だけど、ホント
のところを知る上でも、これは一つの大きな機会かも・・と。
・・・政治的な事に関係しなければ、実際は、あまり関係なかった。
③、マレーシア人達と一緒なら、安心かな？我々もマレーシア人
と見られるはずだ・・と。
・・・・・とんでもない。自分は、マレーシア人の中で「日本人だ」と、
はっきり見破られた。しかし女房に至っては、なぜか「中国人」と
見間違えられた。レストランの主人に”国際結婚なの？”と。
④、釜山は、日本の娘たちが修学旅行で行く位だから、よっぽど
近いんだなぁ。一番身近な国だから、一度は行ってもという気持ち。
・・・・案の定、福岡からは近すぎだけど、マレーシアからは、
日本に帰る位。同じコースの同じ時間で7時間。日本から行けば？
と違う人に言われたが、マレーシアン家族と一緒だから行く。
⑤、最後に、我々の釜山行きの一番の理由は”韓国で作るメガネは
安い！”というもの。マレーシアで眼鏡を失くしてるし、この際だから
作りたい。
・・・・実際、ネットで調べ口コミでも確認し、情報を得て買ってきた。
結果、安くてしっかりしており、得した気分で大事にしている。
(女房だけ購入）。
さて、釜山のその場所は「国際市場」(クッチェシジャン)の中にある。
日本と切っても切れない関係の韓国だけど、日本人の観光客が
かなり減ったみたい。この地域も同じらしい。
当日は、マレーシアンファミリーと別行動という事で、我々は
国際市場で眼鏡屋さん探しにウォッチング。眼鏡屋さんは何軒か
あるけれど、店側で日本語が出来ないと我々には意味がない。
下の2つのメガネ屋さんは日本語OK.
１、「元一眼鏡(ウォニル眼鏡)」店・・・地下鉄1号線チャガルチ駅
から歩いて7分位。青と黄色の目立つ看板。アリラン通リにあって、
地元の人達からも大きな信頼を得ているとか。
２、「NAVI」店・・・・結果的に、前もってネットで調べていったここの
眼鏡屋さんに決定。若いお二人が経営するこの店には、確かに、
親切、アットホーム的、低価格、品質の良さを感じた。
この店は「元一」よりは小さくって、目立たないけど、日本語は
バッチシだ。オレンジの看板。店頭の写真を撮ったけど探せない。
国際市場は、地元の生活に密着している。アリラン通りなどに
入っていくと、バッグ・眼鏡・靴・海苔 ・陶磁器・キムチ・帽子・
古着・などなど。食堂などもあり、観光客向けに形成している
ゴチャゴチャした商店街。ある意味、露天商の集まりって感じ。
アメ横みたいに、過去の歴史が物語っている。
ナビで「NAVI」探しを？？・・・あまりにゴチャゴチャして
いるんで、やはり道に迷ってしまった。近くの、商店のオジサンに
道を尋ねたら、親切に指さして何度も教えてくれる。
この店のオヤジ、やはり日本語がちょっと出来る。
「あそこの靴下屋さんの角を左に曲がって・・・」と日本語で言う
ので、撮った「靴下屋」の写真。
目指す眼鏡屋さんをやっと探せた。オーナーが店の前に立って
待っているではないか？えッどうして？立っているの、知っているの？
後でわかったんだが、さっき、道を尋ねたオヤジさんが、自分の
携帯でこの眼鏡屋さんに電話をしてくれたらしい。自分の利益に
ならないのに、韓国人は実際はホント親切なんだな～と改めて感じた。
眼鏡を作った後、NAVI店長に「これから ランチでも食べるんです
か？」と日本語で言われた。「何を食べたいの？」・・・
「う～ん、モゾモゾ・・」「メニューよくわからんし・・」。
「ここに行ってください」「絶対おすすめだから」「もし、美味しく
なかったら、私のところに文句を言いに来て」と言う。それって
スゴイ自信じゃん。面白い紹介の仕方だと思ったなぁ。
アリガト、アリガト・・・韓国人は、思ったより、親切で温かい。
そして、こんな、日本語バッチシの案内地図までくれた。自分の
店の案内地図ではあるけれど、他のお店の紹介もしてくれる。
今泊まっているホテルの主人と言い、この眼鏡屋さんと言い、
こういうお客の気持ちの先回りをして、お客の立場に立った
サービスを心掛けている事に関しては、敬服そのものだね。
日本人も学ぶべき。マレーシア人はもっともっと学ぶべき。
ここの店主２人は、れっきとした韓国人。
そしてこの地図をもとにして、彼が美味しいと言う「食堂？」に
行きつくことが出来ました。
その韓国庶民のレストラン記事は次回です。気取らない普通の
お店なんだが、美味しくボリュームがあり、心とお腹が温まった。
眼鏡をここで作って正解かも。種類や、グレードや、メーカー、
近眼、遠近両用、本人の好みなどが交錯するので、一概に言え
ないし、ここでうまく書けないけど、金額は日本の半分以下・・・・
それに、クアラルンプールのある日系大手の有名眼鏡屋さんより、
はっきり言って「いいもの」だった。
このKLの有名店で、眼鏡を数年前に夫婦で作ったんだが、
グラス2枚＋フレームで、1個RM2500(当時レートで77,500円)だ。
・・・・・今思うと、高ぇ～。
金額だけ言うと、通常、ガラスだけで2枚で4～5万円位、それに
フレームが約1.5万円位として計5.5～6.5万円。釜山で作った
眼鏡は2.7万円だった。
出来上がりまで1週間かかると言われた。我々は、2日後には、
KLに帰るという日だった。マレーシアのKL自宅まで、郵送すると
いう。
国際郵送料はタダ、つまり眼鏡屋さん持ちだって。店主曰く、
日本からもそういうお客が来て幾度もそういうサービスはしている
そうだ。だからマレーシアにだって送れるよ・・・と。
へ～ェそうなんだ。ふ～ん。なるほどね。アリガト。
（・・・・・・・・・・・眼鏡の金額は、一つの参考としてください)
・・・続く。
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