去年の南極調査で大変お世話になった阿部幹雄さんの新聞連載が始まったそうです．
朝日新聞北海道版の夕刊で，タイトルは「剥き出しの地球・南極大陸」
北海道以外にお住まいの方も，ネット上で記事を見ることが出来ます．
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000921101070001
南極観測では，研究者コミュニティーとは違う様々なバックグランドを持った方々と知り合うチャンスがあり，貴重な経験を積むことが出来ました．
その中でも，阿部幹雄さんが経験されてきた世界には圧倒されました．
阿部さんは，中国のミニャ・コンガ山初登頂を目指した登山隊に参加した方です．
その登山隊では，頂上直下で1人，その後ザイルで繋がれた7人の方が次々に滑落され，
その時ザイルに繋がっていなかった阿部さんがただ一人生還されました．
阿部さんは，この経験から「人は絶対に山で死んではならない」という信念をお持ちで，
南極調査でも，極限フィールドのスペシャリストとして全隊員が無事に帰国出来るべく，
献身的なサポートをして頂きました．
是非，興味がある方は以下の本をお薦めします．
「生と死のミニャ・コンガ 」 山と溪谷社
阿部 幹雄（著）
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