クラスターとアフリカ

おはようございます。

先日、タンザニアの某省庁で働かれている方とお話をする機会がありました。

その方は僕自身すごく尊敬している方で、いつも色々なビジネスの相談に乗ってもらっていたりします。

そんな方から今回は相談を持ちかけられました。

今までアドバイスをもらう立場だったのに、逆にアドバイスを求められるというのはすごく嬉しいことですね。

その内容というのは「クラスター」を作るというプロジェクトについて。

クラスターとは、ウィキペディアによると英語で「房」「集団」「群れ」のこと。

つまり、一つ一つは小さな事業体をいくつかまとめることで大きな産業として成立させようというものです。

政府としては、ある地域にクラスター施設を作り、企業を集めることで産業を大きく指定行との狙いがあるようです。

僕はそのプロジェクトに対し、同じような事業をしている企業を集めるのではなく、その難業に関連する企業を集めるべきだとアドバイス。

例えば、製粉事業を行っている企業を中心にクラスターとして成立させるなら、その施設の中にパッケージング会社や商社的な企業、ロジスティクスの企業も入れるべきだとの考えです。

上の例で言うと、製粉会社だけを集めてクラスターを作るとそこで粉は生産されますが、パッケージングが出来なかったり売り先に困ったり配送網が無かったりするからです。

実際そういった失敗をしてきたクラスターをいくつも見てきましたしね。

近日中にそのクラスター施設を作るという会合があるらしいので、そこでもいろいろと発言できればと思います。

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