感動！オリンピックスピリット

昨日の夜、ニュースで感動的な映像を見ました。

クロスカントリーレースで、メダル候補のロシアの選手が、スキー板が壊れながらも懸命にゴールを目指して滑っていました。でも、坂で転んで、スキー板が見るも無残なくらいになりました。それでも、滑ろうともがいていた時、観客席から男性が出て来て、スキー板を交換。数秒を争うレースなので、ロシアの選手はメダルは取れませんでしたが、完走することができました。

最初、ロシアチームがスキー板を交換したのだろうと思っていたのですが、板を換えたのは、なんとカナダチームのコーチJustin Wadsworthでした！カナダチームは既に全員脱落していましたが、コーチは試合を最後まで見届ける為、観戦していたそうです。

この行為こそ、スポーツマン精神、オリンピックスピリットだと、カナダのニュースでJustin Wadsworthコーチを讃えていました。

カナディアンの多くの人達には、みんなで助け合ったり、困った人がいると助けるのが当たり前というカナディアン精神があります。それは国籍や民族に限らす誰に対してでもで、世界のどこかで災害が起きたり、ヘルプが必要な人がいると、いち早く寄付をしたり、ボランティアをしたり、迷わず行動にうつします。

この精神が根本にあるので、国や文化の違いを理解し、どんな人も温かく受け入れてくれるのがカナディアン。外人の私達も快適に過ごす事ができるのです。

あっぱれ！！素晴らしいです。

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