アルーシャと2人のビジネスマン

おはようございます。

アルーシャというタンザニアの地方都市に出張に行ってきました。

アルーシャはキリマンジャロ山のふもとにあり、観光地としても有名です。

このアルーシャでは2人のすごい方にお会いしました。

まず一人目。

彼とは営業回りをしている中で出会った経営者です。

4つの会社を経営し、誰が見てもスーパービジネスマン。

頭の切れる様子が仕事の端々から感じます。

二人目。

彼とは偶然飛行機で知り合い、その後お互いの家を行き来する中になったビジネスマン。

彼は貿易業やホテル業を手広く行っており、彼の名前が町の道の名前になっていたりするような人です。

彼は仕事上の能力はそれほどありませんが、スタッフや取引先からすごく慕われている。

この2人、おそらくビジネス単体だけを見ると優秀なのは前者でしょう。

頭の回転も速く、対応にも隙がありません。

しかし、大成功するのは後者。

僕は色々なタイプの経営者とお会いしていますが、やはり大成功しているのは後者のタイプです。

ブログでは長くは書きづらいのでざっくりとしか書きませんが、前者の場合、彼の下についてくる人間の能力は彼以下の人が大半。

そのため、会社のすべてを彼が取り仕切り、彼は会社の隅々まで把握します。

後者の場合は彼の下につく人間は彼以上の能力を持っている場合がほとんど。

会社のことは基本的にスタッフに任せています。

こう書くと、前者の方が成功に近いんじゃないかと思われるのですが、どんなに優秀な人間でも一人の能力にはどうしても限界があります。

最終的に大成功者になるには仕事上の能力以上に人たらしであることが重要なのでしょう。

僕も見習っていきたいですね。

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