税収を上げることに躍起になってるタンザニア政府

おはようございます。

アフリカで税収を得る、というのは長年のアフリカ各国の大きな課題です。

実際、ある程度発展したアフリカの国でさえも、きちんと個人からの所得税、企業からの法人税を受け取るシステムが整備されていません。

結果、どういったことが起こるかというと、割ときちんと帳簿や申告をする外資系会社が、大きな投資をして進出してきたにも関わらず、税金をしっかりと取られ、現地会社の競合と同じ商品を売ったときには値段の差でまったく勝ち目がない。

割が合わない。

そういった事を繰り返すと、外資系の会社もズルかしこくなり、現地人同様の税金逃れに走る。

ただ外資系の会社は資金があるため、取引量が競合とまったく桁違いなため、数年後に大きな脱税行為が明るみにでる。

悪循環の無限ループの始まりです。

そういったスキャンダルが明るみに出ると、タンザニアの国民はこぞって政府を非難します。

「外国企業に対して税的に有利な政策をとってる」と。
「外国人は自分たちの国で搾取をしている」と。

自分たちは所得税も法人税もきちんと払っていないのに。

そこで政府は零細企業であろうが、中小であろうが、きちんと税金を納めてもらおうと頑張ります。

タンザニアではEFD(Electronic Fiscal Device)を導入し、小さな商店でもきちんと消費税や所得税を払えるようにしようとしています。

成功しているとは言い難いですが。。。

そんな中、先日税務署のシステムを新たに導入しました。

（原文の記事はこちら。）

確かに現在使用しているASYCUDAは良くシステムダウンをして大変だった。

新しいシステムはまだ使用したことはないが、個人的に期待しています。

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

本では書けなかったことや、本で書いたことのその後をメルマガで発行することになりました。
色々な人の助けがあり、メルマガを発行することができ、すごく嬉しく感じています。
初月無料ですので、もしよろしければご登録ください。

http://www.mag2.com/m/0001526050.html

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

僕自身2冊目の書籍を出版させていただきました！
人と違う生き方をしている僕の頭の中を書かせていただいています。
世界へはみ出す (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)/金城拓真

￥1,260
Amazon.co.jp

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

新・現代アフリカ入門――人々が変える大陸 (岩波新書)/勝俣誠
 ルポ資源大陸アフリカ　暴力が結ぶ貧困と繁栄 (朝日文庫)/白戸圭一
 アフリカ苦悩する大陸/ロバートゲスト
 アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)/松本仁一
 新書アフリカ史 (講談社現代新書)/著者不明