契約と契約後

おはようございます。

うちの会社の一つは日本の経済産業省のとある外郭団体と契約を結んでいます。

この契約は数年前にかわされたもので、今でも当時のことを思い出すと面白い気分になります。

当時、ちょっとだけ名前の知られてきていた僕らはとある紹介で先方と契約を結ぶ流れになりました。

しかし、先方からすると僕らなんてただの若造の集団です。

きっと、粗を見つけて契約を切りたいと思っているのが本音だったんじゃないでしょうか。

契約締結後、先方のアフリカ出張が決まりました。

その出張では、出張先の政府関係者や関係企業・団体と交渉しないといけません。

僕らは出張に同行して、通訳や車やホテルの手配をするといった雑用です。

この出張こそ大きな転換になったのです。

僕らは依頼されていた仕事のほかに、交渉相手への根回しを行ったり、さまざまな状況を想定して常に選択肢を持って行動したのです。

その結果、出張は大成功。

交渉も次々うまくまとまる。

今では、1か国以外の全てのアフリカの国々は僕らのテリトリーです。

依頼された仕事を完ぺきにこなすのも大切ですが、相手の本当に望むものを推測して行動することはそれ以上に大切だと思います。

手前みそですが、この出張が無かったらと思うと恐ろしいですね。

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