前回の記事 で 紹介した本の存在を 知らない方が多かったので こどもの安全を守るうえで
他にも参考になりそうな本や サイトを 紹介したいと思います。
まずは 絵本 から。
いいタッチわるいタッチ 安藤由紀 著 岩崎書店 ￥１３６５
人を愛したり守ったりする、いいタッチと 人に暴力をふるい、権利をうばう悪いタッチを知って、
自分を守る力をつけようと 呼びかける絵本。
アミ (女の子) と ラン (男の子)は ふたごのきょうだい。 友だちのママに
「 口と 水着でかくれる場所は自分だけの大切なところ、ひとにさわらせてはだめ 」と教わる。
巻末に 性教育についての 解説付。 （amazon.co.jp より。以下同。）
安藤由紀・かりやぞの のり子 著 岩崎書店 ￥５００
「 悪い人に気をつけて! 」ってママや先生は言うけど、でも気をつけるって、どうしたらいいの?
知らない人から声をかけられても ついていかない等の心構えを イラストで解説。
親子で読みたい、子どもが 自分をまもるための本。
イラスト版子どもの事故予防 ― 子どもを守る４６の生活の知恵
山中 龍宏 監修 子育てグッズ研究会 編集 合同出版 ￥１６８０
乳幼児から 小学校低学年の子供に降りかかる事故を、生活場面ごとにとりあげ、
その予防と対策を わかりやすく図解。
家庭や保育園・幼稚園、学校や社会教育の場で、すぐ実行できて習慣づけられる、
効果的な 事故予防の知恵が 満載。
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最近は 幼い子どもを狙った犯罪が多発していることから
各地の警察からも さまざまなパンフレットなどが 発行されています。
実際の犯罪事例に基づいた 使える冊子やサイトがありましたので ご紹介します。
警察庁 こども防犯テキスト（ＰＤＦファイル）
日常起こりうる具体的なケースについて 漫画を使って わかりやすく対策を説明しています。
子供向けのページ、親向けのページがあり 親子で一緒に考えるきっかけによさそうです。
警視庁サイト（ 防犯チェックポイント ）
子供が巻き込まれる犯罪が 多発する時間帯は 午後２時から６時だそうです。
まだまだ 明るいからと 安心して 子供を一人で行動させていませんか？
集合住宅にお住まいの方は エレベーター内や 自転車置き場など
建物の敷地内で起こる 犯罪が増えています。
具体的なケースについて イラスト付きで書かれていますので 是非 ご参照ください。
その他 各地の警察が作っている
「子供を犯罪から守るためのお役立ちリンク集」です。
地元の警察で作っている資料を調べて 役立ちそうなものがあれば 原本を取り寄せたり
ダウンロードしてもいいですね。
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子供を取り巻く危険は 交通事故だけではありません。
悪い人や 性犯罪について話すのは まだ 時期が早いと思われるかもしれませんが
子どもこそ 狙われています。 何をされるかという結果よりも、どうしたら 子供が
自分の身を守れるかという防犯の視点で 是非 この機会に 親子で考えてみてください。
こうした知識は 中学生以上になってからも きっと役立つと思います。
また、被害にあうのは 女の子だけではありません。
男の子も 連れ去りや 性犯罪の被害者になりうることを 知っておきましょう。
物騒な話が続きましたが これは 子供を おびえさせるためにする話ではありません。
世の中に悪い人がいることを教えるのは辛いですが 事実です。
しかし そんな人たちから わが子を守りたいという親の願いは
子供たちに 力強いメッセージとして 伝わると思います。
「お母さん、お父さんは 私（僕）のこと 大切に思ってくれている」
親が 子供のことを真剣に考えるのは当たり前だと 思われるかもしれませんが
意外と 子供たちに 直接 言葉で伝える機会がありません。
子供の安全の話をすることで あなた がどんなに子供たちのことを大切に思っているか、
その気持ちも お子さんに 伝えてみてください。
ちなみに 我が家の場合。
連れ去りなどの危険性や 大声を出して助けを求めることについては 以前から話していたのですが、
改めて子供たちと ここに紹介したサイトなどで おさらいしました。
個別のケースごとに見ていきながら
「 じゃぁ、おもちゃを買ってあげる、と知らないおじさんに言われたら？ 」と息子に聞くと、
「ついて行って、おもちゃを買ってもらってから 逃げる！！」
ブ、ブー！！
頼むから すぐに逃げてください。
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