中国と日本、どちらが子育てしやすいか？

中国でしか育児したことがないので、
日本の育児事情がどんなだかわからず比較できないけど、
ひとまず中国で育児することのメリット・デメリットを書いてみる。

■良いところ

１、中国人民は子どもに優しい
これは中国で育児している日本人ママさんなら
誰もが実感していることと思う。

時におせっかいすぎることもあるけど、
赤ちゃんを「宝宝」と呼ぶ、その字の通り、
他人の子どもまでも宝物のように扱ってくれる。

特に小さい赤ちゃんを抱っこしてると、
道行く人がみんな微笑み声をかけてくれ、
さながら明星気分。

そんな環境下にいるので、
夫は平日ほとんど育児に参加できないけど、
一人で育児することに孤独を感じない。

２、託児所や子ども向け施設が多い
私は託児所を利用したことがないが、
上海在住のママさんは大体利用していると思う。

二歳くらいから皆預けてるので
託児所利用に批判的な意見が少ない。

また、屋内の遊び場も多いので、
雨の日なども困らない。

３、家政婦を安価で雇える
日本では馴染みがないけど、
中国では家政婦を気軽に雇える。

地方からの出稼ぎだから安価だし、
その割にけっこうよく働いてくれる。

我が家では産前・産後の家事＆育児ヘルプをお願いしたが、
たまたま我が家と相性がよく、
上海の母、って感じで自然に馴染んだ。

日本で産後を過ごすよりも、
身も心もよく休まるかもしれない。

４、教育環境の選択肢が多い
どこかの統計で上海の子どもの学力が高いというのを見たが、
なるほど、上海は教育施設が豊富。

幼稚園からインターナショナル、
トリリンガルスクールがいくつもあり、
小学校、中学校まで一貫の学校もある。

また、音楽や芸術やスポーツの習い事もできるし、
子どもに高い教育を受けさせたい場合は良い環境かと思う。

■悪いところ

１、空気が悪い
言わずもがな。

２、食品の安全性が気になる
これも言わずと知れた。。

３、トイレが汚い
特にトイレを覚えたての子どもにはしんどい。。

おむつ替え施設もないけど、
逆に言うとどこでおむつ替えても誰も気にしないので、
あんまり不便は感じない。

４、時々反日キャンペーンが発生
自分一人ならいいけど子どもに危害くわえられたら大変だから
忍者のように影をひそめて過ごさないといけない。

すぐ収まるんだけどね。

ぱっと思いつくのはこれくらい？
他にもあると思いますが・・・

総合的にみると、子どもを育てる環境としては、
精神的には良い環境だけど、
身体的には悪い環境・・・ってところかな。。

日本はこの逆かもしれない。

子どもをどこで育てればいいか、
難しい問題。

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