トランスサイベリアン　オーケストラ２０１３

１２／２６／２０１３　
コロンバス、Nationwide Arena コンサートの記述です。

(ステージパス）

久しぶりのTSOの仕事で、子育て真っ最中ですがワクワクしました

この日は、パパちゃんが冬休みと言う事で家を一日中空けても大丈夫！

パパちゃんの了解を得て、２５日のクリスマスは日帰りでパパちゃん家族に会いに。

～２６日～

昼すぎにアリーナに着き、１時すぎにサウンドチェック。
その後、ランチを食べて本番までミュージシャン達との団らん。

ツアー専用のケータリングがあります。ここで、TSOのメンバーも食事。
ステージパスを見せないと、入れてもらえません。

ブッフェ形式です。お味は、アメリカのちょっとしたホテルのブッフェ並みで結構美味しいです。
食べ放題、飲み放題（もちろん、アルコール抜き！）

リハーサルはありません。
オハイオ南部エリアのリハーサルは、デイトン公演の前に１時間ぐらい楽屋で、Rodyと打ち合わせ。
それ以外は、サウンドチェックだけ。

今年、私はデイトン公演を弾いていないので、もちろんぶっつけ本番。
数曲以外は、以前弾いた事があります。

バイオリン３台、ビオラ２台、チェロ２台、計７人のストリングスグループです。

バイオリンは私の他に、ブルガリア人のナイスな夫婦。
ビオラとチェロはアメリカ人です。

この楽屋、、、寒い。。。。。

楽屋というか、、ただの選手控え室。
このアリーナは、コロンバスのプロアイスホッケーのために建てられました。

私入れて、女性３人。
女性も男性も同じ控え室。

まぁ、、みんな顔が知れた仲なので居心地は悪くはありません。

このアリーナは、２１０００人の観客を集客できます。

毎年、似たようなコンサートをするのに
昼＆夜公演ともほとんど満席状態でびっくりしました。
TSOの人気は永遠なのか？？

沢山の機材箱。

TSOは１１月ぐらいから、全米ツアーを開始します。ほどんど毎日！
そのため、West とEast　の２グループに分かれてのツアー。

コロンバスはEastグループです。

メインキーボード担当で、TSOの音楽ディレクターのDerek Wieland は
ジュリアード音楽院を卒業した、凄腕のピアニストなんです。

ヘビメタとは言え、結構クラッシックがベースとなった人がミュージシャンに多いのがTSOの特徴だと思います。クラッシック音楽がヘビメタになっていて、弾いていて楽しいのが沢山。

（コロンバス公演の動画見つけました！）

今回は私達の目の前に、プラスチィックのシールド（壁）がありました。
「なにこれ？？光で反射して、観客席が見えずらい。。。」
と言うと
友人が、「火がでてきて、本当に熱いんだ。。。」と言っていました。

☝　この曲の最後、、、見て下さい。（最後の最後まで）
火が、、、、熱い熱い、、、、
花火も上がる。。。。
火の粉が自分の上に降ってくるのではないか、、とヒヤヒヤでした。
火の粉は降って来ませんでしたが、灰は降って来て、、、服に粉が沢山付きました。

以前は火と言ってもこんなになかった。。。。

良い楽器は持って行けません。もちろん、みんなセカンド楽器持参です。
隣のバイオリニストなんか、あまりの熱さで弦が緩んでしまいました（音が狂う）

２時間以上の公演で体力も使います（もちろん座ってられるけど）
最近のStudyでバイオリンを１時間弾くと、ワイン２杯分（１７５カロリー）を消費する事がわかったそうです。
この公演では、弾きながら体を動かしまくりなので☝この1.5 倍のカロリーは１時間で消費しているのではないかと思います。

結構なシェイプアップ♡

ただ、、辛かったのが、、、、母乳をまだ続けているので、、、どこで搾乳するかでした。。。
ご想像にお任せします。。。。これは、仕事をする母親の悩みですね。。。。

ブルガリア人のバイオリン弾きさんは、「私も息子を母乳育児しているときは、毎回、、演奏仕事のたび大変だったの覚えている。。。」と言ってくれました。

13:00　サウンドチェック
～昼食～
15:00　第一回公演
18:00    ～夕食～
20:00   第二回公演
帰宅

帰宅したのは、夜の１１時すぎ、、、楽しかった仕事ですがこんな感じでした。
でもまた来年弾きたいなぁ。

パパちゃんと娘は寝床に入っていました。
娘は、一日中良い子だったそうです。

パパちゃん、お世話ありがとう

翌日は、、再びパパちゃん家族に会いに泊まり。
次の日は親戚の集まり。

くったくたの年末でした。

ヨーロッパツアーはあるみたいですが、アジアツアーはしていないTSO。
こんな迫力のあるステージは、日本では見れないと思います。
（火なんか、消防法で屋内では禁止そうですよね）

ヘビメタだから、観客はクレイジーになっているんではないか？？と心配される方もいるかもしれませんが、不思議な事に結構みなさん落ち着いて観ていられます。
歓声とかは上がるし、最後の方は盛り上がりますが、年齢層が高いコンサートなので
みなさん落ち着いてます。結構座ってゆったりショーを楽しんでいる人達が多いです。

アメリカにいる間に一度は行って見ると良いコンサートだと思いますよ～。

迫力あって『アメリカ～～～』って感じがします。

ちなみに、チケットは＄４０～＄９０ぐらいです。

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