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アメリカで離婚 ~かあちゃんの場合~



プロフィールにあるように、私はアメリカで離婚を経験している。

離婚率が50%に達するといわれるアメリカにおいては、何も珍しいことではない。

離婚すること自体は、確かに精神的につらかったが、

そのプロセスは私の弁護士に

“私の弁護士としてのキャリアの中で一番簡単だったケース”

と言わしめたほど、ストレスフリーだった。

知り合いの中には1年、中には2年以上かかってやっと決着したというカップルもある。

互いが合意に達するまで、弁護士を通し争われる。

もちろん、弁護士へ払う費用は思い切り高い。

何千ドル、ケースによってはもっとかかる。

もちろん、長引けば長引くほど、お金はかかる。

私は、多分最低料金で済んだのではないだろうか。

元旦那においては、弁護士自体立てもしなかったので、

私の弁護士が全部書類を作成し、裁判所で受諾された。

まあ、私達は持ち家をはじめ、分けるほどの財産などはなく

(ウィスコンシンは50/50)、慰謝料をもらうには年数も足りないし

(欲しいとも思わなかったけど)事を複雑にするファクターがなかった。


で、長引くケースだが、大半は子供がいる場合である。

この場合の争点は言わずもがな親権である。

アメリカではどちらかによほど問題があり裁判所に親として不適切と判断されないかぎり

共同親権が与えられる。

が、どちらと居住するかというのは別問題。

私の場合は、離婚の際、それぞれ別の州に住んでいたので

私が娘との100%の居住権を申請し

元旦那が希望する際はいつでも彼女と時間を過ごすことが出来ることを希望した。

弁護士は、訪問日を決めた方が、後々問題にならないので、そうしろと言ったが

私の元旦那が娘を奪うとは思えなかったので

それがそのまま離婚協議書に記された。

もちろん元旦那の同意の下。

中には10日ごとなど定められた期間、父親と母親の間を行ったり来たりする子供達も結構多く

親も子供も大変だなと見ていて思う。

この居住権によっては養育費の額が変わる(もちろん、それぞれの収入等も考慮される)ので

この点はよく争われるようだ。


私も離婚を申請した際は、ほぼ無職だったので、私の希望が聞き入れらるかは不安だったが

元旦那の同意もあり、無事居住権を獲得し、養育費も支払われることになった。

ちなみに、ウィスコンシン州では養育費は子供が1人の場合、支払う側の税引き前の収入の17%。

数が増えるごとに、パーセンテージがあがる。

離婚後、元旦那は私と娘の住むウィスコンシン州へ引越し

娘とも頻繁に一緒に過ごすようになったが、弁護士の心配したような問題は起きず

彼女が18歳になるまできちんと養育費を支払ってくれた。


その元旦那と娘だが、私から見ても非常に仲がいい。

彼女は今月20歳になったのだが、大抵毎週1回は一緒に出かけている。

私なんか、20歳の頃は友達と遊ぶのに忙しくて、家族のことは二の次だったのにな。

とにかく、娘は態度は悪いし(外では良いらしいが)、甘ちゃんだが

グレずに育ってくれた。ほっ 

以上、“ラッキー”?なかあちゃんの離婚体験記でした。

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ブログ紹介

働くかあちゃんinアメリカ

http://kinusa.blog.fc2.com/

アメリカでバツイチ、シングルマザーになったかあちゃんが、アメリカの大学へ行き、卒業。以来ずっと、アメリカの企業で働く。現在は再婚したダンナと子供2人、犬二匹と暮らす。そんな体験、日常を綴ったブログ。ちなみにアメリカでリストラ経験あり。乾癬、乾癬性関節症、顎関節症の持病持ち。

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