中国のビジネスの進め方

【講演告知】はみ出せニッポン～新市場を切り拓く～【講演告知】

以下のイベントで講演します。
こういった席でしか話せないこともありますので、ぜひご参加ください！

以下のURLをクリックすると説明サイトに飛びます。

https://cul.7cn.co.jp/programs/program_633195.html

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

おはようございます。

先週、習近平中国国家主席もタンザニアに来ていたこともありますので、中国のビジネスの仕方を書きたいと思います。

小売などのビジネスではなく、今回は政府絡みのビックプロジェクトに焦点を絞って書きたいと思います。

たまたま、僕がタンザニアの経産省で会議をしていた時に、となりの中国人のグループが別の経産省の人と会議をしていました。

中国人は言います。

「私は●●省の全権委任を受けてこの国にやってきました。」

「うちの省は●●ドルの予算をこの国に投じようと考えています。」

「つきましては、案件を私に紹介してください。」

これ、アフリカ各国にとっては魅力的なオファーなんですよね。

１．資金を持ってきてくれる。

２．技術も導入してくれる

３．アフリカにとって必要な案件を実施してくれる

４．交渉窓口が1人で、すぐに話がまとまる

その他にもいろいろとメリットがあるのですが、そういった提案というのは他人の僕が見ていても魅力的だと思います。

もちろん、ビジネスですので案件が終了したら利権を持っていくのですが、
それを差し引いても魅力的！

実はこれ、歴史の教科書に出てくる東インド会社と似ているんですよね。

詳しいことは省きますが、東インド会社とは、アジア地域との貿易独占権を与えられた特許会社です。

重商主義帝国下、特に貿易差額主義に基づく経済活動に極めて大きな役割を果たしました。

ここで、重商主義と出てきましたが、中国は未だにその感覚なのでしょう。

もし、日本も中国に対抗するなら、こういった全権委任の人物が必要なのかもしれませんね。

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

本では書けなかったことや、本で書いたことのその後をメルマガで発行することになりました。
色々な人の助けがあり、メルマガを発行することができ、すごく嬉しく感じています。
初月無料ですので、もしよろしければご登録ください。

http://www.mag2.com/m/0001526050.html

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～