あれは三年前のことだった。
上海で働いていた頃・・・
当時、事業立ち上げ真っ最中。
かくかくしかじかの理由(お金なかったの)で、
日本人上司と、中国人の同僚と、私の三人で、
一つ屋根の下で仲良く(時に険悪に)暮らしておりました。
何だか九時台のドラマの設定ぽいが、
ロマンのひとかけらもなく、
皆帰宅すると各自の部屋にひきこもる。
そしてある日のこと。
プライベートの仲間と、どこかの中華料理屋で北京ダックを食したが、あれは皮を食べて終了なので、ダックの本体が余った。
そこで、服務員が気を利かせてダックの本体を袋につつみ、
「持って帰る？」
と、私に渡してきた。
例のごとく酔っ払っていたので、
特に深く考えずに特大ダックをお持ち帰り。
が、マンションに着いた頃には深夜。
このダックをどうしようか・・・・
と、考えている余裕もなくとにかく寝たかったので、
ひとまず冷凍庫に放り込んだ。
・・・
そして翌日、
冷凍庫で冬眠しているダックを上司に発見され、
それからというもの、何かにつけて、
「むーみんあいは、酔っ払って北京ダックを冷凍庫に放置した！！(なんて女だ！←きっと心の声)」
と、皆にいいふらし始めた！
いつの間にか、広く知れ渡り、
何だかそれが悪いことのようになっていった！
まずは、私の言い分を聞いてほしい。
冷蔵室にはみんなそれぞれ買ってきたヨーグルトやらリポDやら(ロクなものないけど)の食材が入っており、
そこにダックを投入すると全ての食品がダック臭に侵されると考え、気を利かせて冷凍庫にいれたつもり。
そして冷凍状態になれば割と保存がきくから、
いつかどうにかして食そうと、計画していたつもり。
でも、よくよく考えたら、
トランク一つで上海に飛び込んだ我々に、
調理器具らしき装備はなーんにもないのだ。
なんとか肉をちぎりとってレンチンしてみたもののマッズ！！
で・・・・結局処分。
ごめんごめんごめんごめん
その後数ヶ月にわたって、
この北京ダック冷凍事件について小突かれ続けた私。
過去、カップラーメンをテーブルに放置してしまったことについては、悪いと思っております。
しかし、今回の件ではだれにも何も迷惑をかけていない！！
・・・つもりッ！！！
ダックを持って帰らなければよかったというのが答えだと思うけど、だって、親切に包んでくれちゃってたし。。
一体、どこがどう悪かったのだろう？
今でもわからない。
誰か教えてください。
もし、このブログ、当時の上司が見ていましたら・・・
教えてください(笑)
そして…下のバナー、うちの娘なんですけど、
ぽちっとしていってもらえると、
すごく救われた気分になります！このもやもや！
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