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ギリシャの危機②

おはようございます。



本日は前回の記事の続きです。

まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ


ギリシャの危機①




ギリシャがユーロ圏を離れ、自国通貨「ドラクマ」を使用することで、ギリシャ国内が大混乱になるかもしれないと前回の記事で説明しました。



では、ヨーロッパ全体で見るとどういった意味があるのでしょうか。




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まず気にしないといけない数字はヨーロッパのギリシャ向け債権の額です。


ヨーロッパの主要行が昨年末時点で保有するギリシャ向け債権は、なんと904億ドル(約7・2兆円)に上ります。




産経新聞では、
ドラクマ暴落で、ギリシャ政府、企業、国民がみな、ユーロで借りたお金を返せなくなる恐れがある。

借金の金額そのものは変わらなくても、ユーロをドラクマに換算すると借金が実質的に膨らむためだ。

その結果、欧州各国の政府、銀行は、ギリシャ政府、企業に貸しているお金が焦げ付き、巨額の損失が発生する可能性がある。

上記のように指摘しています。






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そして、ヨーロッパ中で金融不安になると、同様に債務不安を抱えるスペインやイタリアなど、南欧諸国にも飛び火します。



ちなみに、イタリアのGDPは、ユーロ圏でドイツ、フランスにつづいて第3位。
スペインは第4位です。







例えば、イタリアが破綻するとどうなるのでしょうか?

 
同じく誰がイタリアの国債を買っているか見てみましょう。
少し古いですが、2011年のデータです。


◇欧州の金融機関(単位:ドル)
フランス 4102億3800万
ドイツ 1649億3200万
イギリス 688億7100万
スペイン 357億9400万

◇欧州以外の金融機関(単位:ドル)
アメリカ  440億8500万
日 本  410億



イタリアの国債を買っているのは、またしてもフランスとドイツの金融機関です。
イタリアはGDPでギリシャの7倍と圧倒的に大きいので、その額も桁違いに大きい。


 
したがって、イタリアが破綻し、国債が紙くずになると、またもやフランスとドイツの金融機関が大打撃を被ることになるのです。


ではイタリアの次は・・・・・・・・という風に玉突き的に経済破綻が引き起こされていきます。
結果としてユーロ経済圏を言わば牽引してきたドイツ・フランスの経済がガタガタになってしまうため、その影響はユーロ経済圏のみならず世界に波及してしまうのです。




こういった状況を踏まえ、次回はギリシャで何が起きているのかを記事にしたいと思います。







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