• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

ガーナ、アフリカで最もインターネットが快適な国家に

インターネット接続状況測定サービスで代表的な「スピードテスト」の開発会社、米オオクラがこのほど更新した国別の下り通信速度動向によると、アフリカ大陸で最も高速なのはガーナで過去30日ベースの平均が5.43メガビットだった。2位はケニアで4.89メガビット。3位はアンゴラで4.53メガビット。サハラ砂漠以南アフリカ一の経済大国の南アフリカは2.98メガビットで6位に甘んじた。

 下り通信速度とはサーバーから携帯電話、パソコンへ画像や動画などを送信する、いわゆるダウンロードの速さ。数値が大きいほどホームページ表示が速く、また動画再生も途中で止まるような事態が減ってストレスのないネットサーフィンが楽しめる。インターネットがどれほど進展しているかの目安といえる。携帯電話端末から送金できるモバイルマネーの発信地でもあるケニアがトップの常連だったが、最新の調査でガーナが躍進した。

 ガーナは度重なるクーデターを乗り越えて政治が安定。09年にはオバマ米大統領が訪問した際に民主国家として「アフリカ諸国の模範になる」と賞賛した国だ。近代化を受けて外国企業の現地法人設立も活発化するなか、通信需要も盛り上がってきている。近年ではMTNグループなど通信会社による、電波塔の設置をはじめとしたネットインフラの整備が加速。各社の競争により通信機器の価格も値ごろになって一般消費者がインターネットを楽しむ状況も整ってきた。現地では6メガビット以上を出すボーダフォン系のサービスが高速通信の筆頭だが、今後はより高速化が進みそうだ。

 もっとも、世界的に見ればガーナは174カ国中、70位。世界1位はリトアニア(31.71メガビット)、2位は韓国(28.15メガビット)、3位はラトビア(27.44メガビット)と続く。日本は23位(15.23メガビット)だ。ただ、中国は67位(5.66メガビット)でガーナと大差ない。アフリカは未開拓地域も多いためIT(情報技術)の最後進地域との汚名を甘受するが、一部国家の進展はめざましい。アフリカ内の競争ではアンゴラは要注目だ。先ごろ現地キャリアが中国企業と組み、次世代モバイル通信方式「LTE(ロングタームエボリューション)」のネットワークを構築すると発表。商用サービスでアフリカでの一番乗りとなる公算がある。LTEは下り100メガビットを目指す方式だ。それだけに現状はアフリカ3位だが、いずれ安定したトップになる展開もある。


記事元

続きを読む

ブログ紹介

アフリカ経済勉強会 ~アフリカでビジネス展開し成功するには~

http://ameblo.jp/africabusiness/

アフリカのタンザニアとベナンに事務所をもち、アフリカで生活しビジネスをしながら得たノウハウを公開。アフリカで生活することのむずかしさ、おもしろさをビジネスや経済を絡めながら紹介。

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045