今年泣きそうになったこと

おはようございます。

facebookに載せた記事ですが、ある方からブログにも載せたほうがいいとアドバイスを頂きましたので、以下の記事を転載したいと思います。

以下、以前私がfacebookに載せた記事です。

今日はちょっと色違いの話を書きたいと思います。
長い話っす。。。

うち、タクシー会社持っているんですね。
んで、そのタクシーの運転手はほとんどがスラム出身なんですよ。

うちの会社で募集かけて、免許持ってない子に免許取らせて、タクシー１台用意してあげて、って感じです。

そのドライバー達は毎週利益を会社に収める約束で雇っている形です。

そういった背景のあるタクシー会社ですが、僕が日本に帰っている間に壊滅的な状況になっていたんですね。
理由は洪水です。

僕が帰国した２～３日後に洪水がおきて、彼らの住んでいる家がほとんどアウトになってしまったんですよね。

洪水がおきたと連絡が入ったとき、その会社は潰れるだろうと覚悟しました。
それよりも、スタッフに死者が出ないか心配でした。

洪水による死傷者についてはすぐ連絡が入って、みんな無事だと聞いていたのですが、会社は諦めていました。

そして今日、タクシー会社のドライバー達が会社にやってきました。
みんな手には年末年始の利益を持っています。

話を聞くと、会社が潰れないように、タクシーや備品はすべて避難させていたと。
これからもこの仕事を続けたいから、約束の利益はきちんと収めることができるように頑張ったと。
奥さんや子供は避難させたけど、仕事がある限り希望があって、いつかは呼び戻す予定だと。

もちろん会社は存続していますし、洪水の影響でやめたりした人もいません。
スラムの子というと、いろいろなイメージがあるかもしれませんが、こういった感じの子達がいるのも事実です。

実は僕、彼らが会社に来たときに泣かないよう必死でした。
泣いちゃうと止まらない感じだったので必死に我慢しましたが。。

聞いてくれる人のいない話なので、ここに書きます。

このタクシー会社ですが、今ではなんとか持ち直しつつあります。
いい社員に恵まれているなって自分でも感じています。

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