現金の怖さ

おはようございます。

先日、西アフリカで使用されている通貨、セーファのデバリュエートについて記事を書きましたが、本日は現金について書きたいと思います。

先日の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

セーファのデバリュエート

今回のデバリュエートはちょっと特殊な状況ですが、改めて現金を大量に持っていると恐ろしいなと感じています。

私は、基本的に資産の中の資金の割合は低めに抑えるべきだと思っています。

特に、アフリカのような発展途上の国では通貨の価値が下がりやすく、インフレ率も先進国よりずっと高めです。

そう言った国でビジネスをする場合、現金の価値は日々下がり続けているようなものです。

例えば、今日の10万セーファは1年後の10万セーファと同じ価値ではないのです。

今日は10万セーファで購入できたモノが1年後には13万セーファ出さないと買えない事もあります。

しかし、日本のような先進国だと、今日の1万円は1年後の1万円より価値があったりします。

経済にはインフレもあればデフレもあるので当然ですね。

そういった事を考えると、未来の通貨価値は誰にも分からないと多くの人が口を揃えます。

確かに未来の通貨価値なんて誰にも分からないのかもしれません。

そうなってくると単純に確率の問題となってきます。

発展途上国で、インフレが続いている国で、1年後の通貨価値はどうなっているのか？

資産の中の資金の割合を多めにすると得なのか？少なくすると得なのか？

どちらの方が実現する可能性が高く、そうであるならばどのような方針で今後の資産調整を行うべきなのか。

そう言った事を考えるのもビジネスを楽しむコツだと思います。

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