札幌にあった拓殖銀行の創設の歴史に少し戻ります。北海道大学の前身である札幌農学校は明治5年に開設されます。こちらは人材の養成が主たる目的でした。開拓と経済の振興のために資本の乏しい北海道に国策の銀行が必要となります。そして同32年に北海道拓殖銀行法ができたことが記されています。国が投資する銀行は当時としては極めて珍しいことだったようです。北海道の開拓がいかに重要だったかを物語る出来事です。
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狂騒時代のはしり その31 北海道拓殖銀行-3
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