時間が来たのでバスに乗り込みます。
今回は座席指定がなかったので、「景色が見やすいだろう」と一番前の席にしました。
。。。そしたら思いがけず楽しめたのは、景色ではなく、運転手さんの行動。
運転中、こっそり何をしているのかと思ったら、檳榔（びんろう）
（たばこの様な習慣性のある嗜好品で身体に悪い）を10分おきくらいに食べている。
信号待ちの時には、爪切り（これはこっそりではなく堂々と）。
台湾名物（？）ゲップもすごい。。。
だいぶ走って終点もそろそろかな～という頃、バス停も無いのに突然バスを止め、
「お弁当買って来るからちょっと待ってて！」と叫びながら走ってバスを降り、3分ほどで走って戻って来る。
しかもお弁当だけでなく、ビニル袋に入ったスープも一緒の為、車内にニオイが充満(_ _。)
日本だったら考えられないこの行動ですよね。
台湾のバスの運転手さん、なかなか楽しいです。
運転手さんウォッチングを楽しみながら「もう着いてもいい頃なのに、まだかな～」と思っている内に、乗客は最後の1人に。
運転手さんに「どこで降りるの？」と聞かれ、「竹東だ」と答えたら、
「この辺全部、竹東だよ！！！」と。
「竹東行き」のバスだから、「竹東」という駅が終点の駅だと思っていたら、違ったらしい(＞_＜)
「北埔に行きたいんだけど、どうしたらいい？」と尋ねると、
「竹東駅まで戻るしかないよ。」と。
「竹東駅まで戻るにはどうしたらいい？」と更に尋ねると、
「とりあえずここで降りて、そこのセブンイレブンで聞いて！」と降ろされてしまいました。
（お弁当のスープ冷めちゃうしねっ）
で、セブンイレブンで聞くと、「近くにあるバスターミナルで聞いて」と言われ、
やってきたこちらのターミナル。
とっても親切な運転手さんが、教えてくれ、15分程待ってバスに乗車。
竹東駅まで戻ります。
。。。とここでまたトラブル発生。
悠遊卡（スイカやPASMOの様なカード）をタッチするも通らない。
台北の悠遊卡は、ここ新竹県では使えないようです。
小銭も持っておらず（台湾のバスはお釣りがでない）、運転手さんが他の乗客に「両替できるか」聞いてくれたものの、誰も両替できるだけの細かいお金を持っておらず。。。
立ちっぱなしで困っていると、乗客のお年寄り数人が「いいじゃん、無料で」と（笑）。
運転手さんが「そうはいきませんよ」と答えると、
お年寄りの1人が「じゃあそこ（バスの階段部分）に座りな。そしたら無料でOKでしょ」と。
すると他の乗客も「うん、そうだよ、そこは実はいい席よ」と。。。
結局、運転手さんが運転中 私が降りる予定の駅に電話をしてくれ、
駅に着くと駅員さんが両替用のお釣りを持って来てくれ、バス代を払うことができました(*v.v)｡
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