攻戦計：抛磚引玉の応用

おはようございます。

津梁貿易の金城です。

最近、日本からいつ帰ってくるのかとの問い合わせがありますが、しばらくはアフリカにいる事になりそうです。

アフリカにいると日本が恋しくなりますし、日本にいるとアフリカが恋しくなります。

ないものねだりですね。

さて、本日は「抛磚引玉」の応用編です。

抛磚引玉についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。

攻戦計：抛磚引玉

また、中国古典：兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。

中国古典：兵法三十六計

それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。

①Goldの取引

アフリカはGoldが出るので、多くの日本人がそのGoldを求めてアフリカにやってきます。

しかし、アフリカに来てGoldビジネスを成功させる日本人はとても少ないように感じます。

その理由として、日本人はお金の見せ方が上手くないなと言うのが実感としてあります。

Goldの取引は買い手側はもちろんですが、売り手側もとてもナーバスになっています。

高額商品の取引では金額よりも信用が第一です。

その信用は時間をかけないと築くことができません。

いきなりアフリカに来て、数日しかあった事のない相手にまともな値段で交渉してくる人は少ないです。

きちんと時間をかけて関係性を築き、長期にわたって利益を得ていくスタイルのビジネスがGold取引なのです。

抛磚引玉でいえば、
Goldという「玉」を得るために投げる「磚（レンガ）」は、金額ではなく、信用を築くまでの時間ということになります。

「磚（レンガ）」を間違うと、目的の「玉」を得る事は難しいでしょう。

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