ベトナム戦争には伏線があります。1946年に戻ります。日本の敗北によってホー・チ・ミンらは共産主義政権を目指しベトナム民主共和国を樹立しようとします。ところがインドシナを長く植民地支配を続けていたフランス政府は、これを認めません。
やがてフランスは、1948年に「ベトナム臨時中央政府」を発足させ、バオ・ダイ帝を据えます。こうしてフランスとホー・チ・ミンとの間でインドシナ戦争が勃発します。ところがバオ・ダイはベトナム人民の支持を得ることに失敗します。
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