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良し悪しの問題じゃない

昨日、YAHOOで、イギリス在住の日本人の方からみた日本人の行動のすばらしさについて言及されている記事をみつけた。

遠い昔、一瞬ではあるけども、Londonerだった私からみてとても同感。

イギリスというのは実に個人主義が根付いている。周りの人がこうだから自分もこうでなきゃというのがない。地下鉄の座席を見ても、ひとりひとりの座るところは肘置きで隔てられており、「ここからここまでは私、向こうはあなた」がしっかり分かれている。

以前も書いたけど、ファッションなんかでも、ちょっとルーズなスタイルがはやったからといって、猫も杓子もルーズファッションということはない。トレンチがはやったからといって、街ゆく女子が全員といってトレンチを着ているという異様な風景にはまずもって巡り合わない。

「私はわたし」だから。

なので、会議でも、アメリカほどではないものの、自分の主張というのはしっかりとするし、中学生くらいの頃から、ディベートというのは授業として行われている。

一方、コロナという状況下でマスクをつけましょうと言っても、もともと文化的に根付いていないといのはあるけども、「私は嫌」という人はしない。罰金がかせられるようになり、死者数が増加する中では常識になりつつあるようですが。。

他方日本は、義務化されることなく99%の人達が自主的にどこでもマスクをしている。もはやしていないと人の視線が痛いくらいだ。罰金もないし、法律で義務付けられてもいないのに。

一方、文化として日本人は常に調和が求められて、個人よりもコミュニティーを優先、そして人と違うことをすると違和感を持たれる社会。結果、会議をやっても予定調和で斬新な意見などは出ない。がしかし、コロナにおいては一致結束してマスクをつける。お店もペナルティーもないのにきちっと8時で終わるし、お店の中は精一杯きれいにしてある。

2年間のロンドン生活を経て、両方ともほんとうによくわかる、それぞれのもつ歴史文化に根付いた社会的行動だということだ。

単にどちらが優れていてどちらがダメだという短絡的なもんではないのだ。

ある局面においては日本人の社会行動にアドバンテージがあるときもあるし、ある局面においては個性を大切にするほうがアドバンテージを生む場合がある。

元にもどって、その記事をみたとき、そういうニュートラルな見方がとても大切だと思った。

おわり

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