攻戦計：調虎離山の応用

おはようございます。

津梁貿易の金城です。

アフリカでは、一つのビジネスを行うと、色々なキャッシュポイントが後から出てきます。

キャッシュポイントが複数あると潰れにくいビジネスになるので、それもアフリカビジネスの魅力の一つです。

さて、本日は「調虎離山」の応用編です。

調虎離山についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。

攻戦計：調虎離山

また、中国古典：兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。

中国古典：兵法三十六計

それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。

商談をするにあたって

当社が商談をする際には絶対に自分たちの知っているお店や自分の事務所で行います。

それは自分自身にとって落ち着きや冷静さを与えてくれるという意味でも大きな効果があるのですが、
それ以上に相手の有利をなくす事で重要さを発揮してくれます。

例えば、相手のフィールドで商談に当たった場合、私にとって居心地が悪い商談になるだけではありません。

商談相手は自分のフィールドという事でその場をコントロールすることができます。

そうなると、商談相手に見せられている現実が事実と異なる場合も出てきます。

見せられている現実が違うと色々な判断が狂ってきますし、そもそも商談しているのか、詐欺にあっているのか分からない状況になってしまいます。

また、アフリカではないのですが、中国での商談などでは飲食物に薬を入れられる危険もあります。

このように、自分の有利のためだけでなく、相手の有利を消すためにも商談は自分のフィールドで行わなければなりません。

日本で商談をする際には全くそんな事を気にしませんが、外国だとやっぱり注意が必要です。

あと、どこかに視察に行く時には必ずそのビジネスと関係のない人に案内してもらいます。

そうしないと相手に有利な光景ばかり見せられてしまいますから…

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