民度

なんか最近はTVメディアだけではなくって、ネットのポータルサイト記事をみていますと実に残念な気分になることが多い。

政府がマスクを家庭に２枚くれると聞いては、それを揶揄したり激しく攻撃する、、、、、

うちの近所じゃ５枚入りのマスクを買うにも朝いちばんから４０分以上ならばなきゃいけない。喜びはすれ、なぜ攻撃したりするのかわからない。

はたまた各家庭に１０万円支給という話もありますが、話がでた瞬間にネットでは、攻撃の対象に、、、、

なんかどうしちゃったんでしょうかね。先日よんだ中野信子さんの本にあった正義中毒という言葉が思い浮かぶな、、、

個人的にはマスクが届いたら、ありがたく頂戴し、大切に使いたいと思います。だって買えないんだからね。

閑話休題

その昔、江戸の後期から明治初期というのは日本の人口は３千万人くらいだったそうですが、あの福沢諭吉の学問のススメという書物は小冊子含めて３４０万部が発行されたそうで、知人友人家族のを借りて読んだ人数を考えますと、それはそれはものすごい普及率ということになります。いまの人口に割りなおすともう信じられない、途方もない空前の大ヒット書物ということになります。しかもその名と内容は「学問のススメ」です。

この民度の高さはものすごいことだと個人的には驚いてやみません。

あの時代は動乱の時代で、ともすれば列強の餌食になるかもしれないという大きな不安が社会にあったわけで、そういった中、人々はそれを乗り越えていくための知識と知恵を自発的かつ積極的に得ようとしたという。。。。

じつに凄いご先祖様だったんだと思わずにはおられません。

あれから１５０年、、、、、、、果たして進歩したのか、、、、、どうなんでしょうか。。。。。

おわり。