それでも春はくる

２０２０年４月９日

ベルギーで外出禁止令がスタートしてもうすぐ一カ月が経とうとしています。
先週日曜日には、サマータイムがはじまり、一気に日が長くなったと同時に気温も急上昇。今週は２０度を越える陽気で、我が家のベランダから見えるご近所のお庭では、Tシャツ短パンで庭仕事をしたり、日光浴をするみなさんもちらほら。

まだほんの１か月半ほど前は、寒くて薄暗く雨がちな毎日だったのに。。。
急速に春のおとずれを感じる今の時期が私のベルギーでの一番のお気に入りの季節です。
なのに、今年は外出禁止とは。。。もうすぐ満開を迎えるはずの、ハルの森の神秘的なブルーベルの森も、だれも見てくれる人がいないまま消えてしまうのかと思うと悲しくなります。

ちなみに、去年のハルの森の様子がこちら。プロフィールアイコンにも使っているお気に入りの写真。



とはいえ、近所を散歩するだけでも確実に春のおとずれを感じます。
携帯で写真をとり、Googlephotosで名前を調べるのが最近の楽しみにもなっています。


モクレン　＝　マグノリア
つぼみが日に日に大きくなって、華やかに咲き乱れる様子は圧巻ですね！


レンギョウ
黄色い花は元気をくれる気がします。レンギョウの花びらを、空中にはなすとクルクル回りながら落下するそう。
今度落ちている花びらがあったら試してみたいと思います。


ムスカリ=Grepe Hyacinth
今まで知らなかったお花ですが、かわいらしいフォルムと色ですよね。
ベルギーでは、ヒアシンスをよく見かけますが、こちらはもっと小ぶりです。

森の中も、名もなき花が咲きはじめています。


世界中が困難なときを迎えていますが、確実に季節はめぐっていることを実感します。
こんなときだからこそ、今まで以上に自然の美しさに癒されます。

ちなみに、今の時期大勢の人でにぎわう、オランダのチューリップの名所キューケンホフ公園も、今年は残念ながら閉鎖となっています。
私たちも２年前に訪れましたが、色とりどりのチューチップ、ヒアシンス、スイセンが咲き乱れ圧巻です。
今年は本当に残念ですが、代わりにバーチャルツアーをサイト上にアップしているそうですよ！

晴れ晴れとした気分で花をめでられる日が一日も早くやってきますように！


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