生まれたときから超頻回授乳、6ヶ月を過ぎる頃にはミルクも飲まなくなってひたすらおっぱい、おっぱい、おっぱい。
知り合いの皆さんにも周知の事実、カンカンは自他共に認めるパイパイボーイことおっぱい星人でした。
が、先週1週間で断乳を決行し、2度目の週末を越え、無事に卒乳することができました～！！
1歳過ぎても８～10回も欲しがられ、なんとか誤魔化そうとしても一日中機嫌が悪くなってしまうため、私のストレスが増加するばかりでいいことなし。
ぐずられてイライラするより、好きなだけ飲ませるか…と開き直ったりもしていました。
1歳３ヶ月になって、何とか1日3回で我慢してもらおう！と頑張っていました。理由は食事がいっこうにまともにならないから……もしかしたら、食事の固さが合わなかったとか、この時期特有の食わず嫌いの連続だったとか、色々あったかも知れません。が、何かを打開したくて私もつい思い詰めてしまってました。
特にワタクシ、ビーチクが異様に気持ち悪くて。
妊娠した途端、真っ先に不快感ＭＡＸで発狂しそうだったのがビーチクでした。もう、そこにビーチクがあることが気持ち悪い、許せない（爆）洋服も下着も擦れるのが耐えられず、コットンやティッシュをあてたりしていました。
授乳って幸せなもの、お母さんの気持ちになれる幸せな時間……と想像していたのに、実際はいつも忍耐力を試されている感じでした（笑）よりによって回数も多けりゃ時間も長い！！前にも書いたけどカンカンときたらスッポンみたいで。
そんな自分勝手な生理的事情により、なるべく早く卒乳して欲しい…なのになかなか減らない…イライラして授乳のときまで冷たくなってしまう自分。そんな私の様子を見て、オットが「授乳が双方のストレスになるのが一番よくない。ここはスッパリ断乳しよう！」と。
フィジーに行った9日間の間、それまでせっかく1日3回になっていた授乳回数が増えていました。
飛行機でやり過ごすためもあったし、食事をうまく取れないカンカンが手っ取り早くおっぱいを欲しがったこともあり…これまた親の都合でカンカンにリズムを崩してしまったせいでしょう。
帰国した翌日から、オットが心を鬼にしてカンカンを私から遠ざけました。
あまりに泣くので申し訳なくなって、「もういいよ、1日3回とかでまた頑張るよ」と折れてしまいそうな私に対し「そんな中途半端な態度が一番カンカンにかわいそうだ。やめると決めたらやめる。そして忘れさせてやる。混乱させるのはだめだ」と叱られる…。
断乳初日（金・オット夏休み最終日）。カンカン、私の顔を見るたび泣く。オットが抱っこすると大泣きして暴れる。私に向かって必死に手を伸ばす。泣きつかれて眠るまでオット、頑張る。
断乳2日目（土・オット休日）。まだまだ泣く。朝から晩までオットが抱っこし、お風呂も寝かしつけもしてくれる。おっぱいは岩のようにゴツゴツに盛り上がり、あまりに痛いので絞る。
断乳3日目（日・オット休日）。まだ泣く。どうやらカンカンにも事態が把握できてきたらしい。「もしかして、もう、もらえないの…？」という悲しそうな顔で見られ、私の方が心が折れそうになる。
断乳4日目（月）。断乳を始めてからカンカンと2人になるのは初めて。朝から憂鬱だったが、意外にもあまり欲しがらない。昼寝の前にだけ、おっぱいにしがみついて泣く。が、10分もすれば寝る。
断乳5日目（火）。そっと私の服をまくりあげようとし、何か考えて、やめる。「やっぱり、もらえないみたいだな」と思っている様子で手を離す。泣く回数が減ってくる。
断乳6～9日目。諦めがついたのか、本当に欲しがらなくなった。そして、カンカンの雰囲気というか行動に落ち着きというか、リラックスした感じが漂い始める。
～今日まで。よく笑い、人に懐き、食わず嫌いは相変わらず色々あるものの、前よりはよく食べるようになった。眠くなると抱っこを要求してきて、しばらく抱いてやるとコテンと眠る。
お風呂で私が最後の母乳を搾りだしているのを見て、そっと指でつつき、ニカッと笑ってくれた。その瞬間、キョーレツな寂しさと申し訳なさと、ありがとうの気持ちと、生まれてから今まで何千回！？やったかわからない授乳の日々を思い出し、どばばばばばばばばばーーーーっと涙が出る。
そうかー、そうだよな、もう、2度と見られないんだな。戻らないんだな。二人で一生懸命頑張ってきたんだよな…
いかん書いててまた涙がこみあげてきたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
オットには「あんなに嫌がってたのに勝手だな～」と呆れられていますが、この、卒乳にまつわるエトセトラ、きっときっとママなら分かってくれる部分も多いのでは…！？なんて勝手に期待。
人見知りが急激に減り、よく会う人には自ら抱っこを求め、遊んでくれと懐くようになったカンカン
（ついこの間までは私から全く離れなかったのに）
なんとなくグズグズがグンと減って、要求が分かりやすくなってきたカンカン。
まだたったの1歳3ヶ月だけど、ちょっとお兄ちゃんになったかな。
おっぱいの代わりに、美味しいご飯が作れるよう、ねこキッチンは引き続き修行を続けるYO！！
