教える

今月の半ばくらいにうちのチームでの歓送迎新年会があり、海外から一人出張で参加してたメンバーがわたしの近くに座っていたので、食事中も彼とはずっと英語で話をしてました。そうしたところ、ちかくに座っていた国内事業に関係している若いメンバーの一人から、自分も英語がしゃべれるようになりたい、でも全くしゃべれないし、超初心者だと。

酔った勢いで、初心者向英語のレッスンをやってみようかと言ってみたところ、３名が手を挙げた。

実は昨年、社外の知人と話のなりゆきで、高校生になるお嬢さんの英語レッスンをボランティアでやるようになりました。でもすごくゆるくって基本月１回。ただ、彼女は中級。すでに英検準一級に手が届きそうなレベルなのです。

ということで、そういう背景もあったので、おもわず酔った勢いで言っちゃった。

そして言ったからにはやらねばということで、今週第一回のレッスンを開催してみたのです。

一番最初に自分でつくった５分間英語レベルチェックをやってもらい、それからレッスンへ。

おっしゃってた通り、本当の初心者なので、S+V+Cでとてもシンプルな英文からスタート。これが結構面白いのです。面白いっていったらられるか、、、。

レッスンの内容は日本語をみて英語にするというもので、とても初歩から入ったのですが、基本的に英語が体に入っていないので、主語によって肯定文なら問題ないけど、否定形だとすっと出なかったり、冠詞をつけるかつけないか、a か　anか間違ったりと以外にてこづっている様子。

でも非常に好感がもてるのが３名とも実に熱心にやってくれるのです。

こういうのいいなー、、英語にパッションを持っているという時点で素晴らしい。

だれだって最初から自転車に乗れるひとなんていないですよね。最初は補助付き、補助をとって親にささえてもらって、、、、

でも「乗れるようになりたい」という気持ちが大切で、それさえあればいつかは乗れる。

英語も同じだと思います。わたしもしゃべれませんでした。４５歳から勉強はじめてロンドンにいったのが５１歳。

もしこの企画が１年後も続いていたら、今はbe動詞で迷っている彼女たちも、観光客の質問には普通に答えるようになっていることだと思います。

とてもちいさなことですが、英語を通じて人の役に立てるというのはとても喜ばしい。

自分の勉強にもなるしね。

がんばって続けてみよう。

おわり。