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イギリスの歴史

日本の皇室の歴史というのは実に整然と記録されていて、過去千数百年にさかのぼることができますよね、でもこれは世界でもめずらじいロイヤルファミリーの歴史だと聞いたことがあります。調べますと、飛鳥時代から奈良時代の間なんかは女性の天皇も複数おられたのですね。

さて一方、イギリスの歴史はご存じでしょうか。

あれだけ歴史ある雰囲気ですから、日本より長いロイヤルファミリーの歴史があるかとおもいきや、、、若干様子が違いますね。

そもそも、4、5世紀ごろにブリテン島に住んでいたのはケルト人。そしてその後、デンマークや北ドイツに住んでいたゲルマン系のいわゆるアングロ・サクソンと呼ばれる人たちがブリテン島に入ってきてケルト人を駆逐した。

ケルト人はイングランドから追いやられましたが、ウェールズやアイルランド、スコットランドに残ったそうです。なので、たとえばウェールズのオリジナル言語であるウェーリッシュ、これはもう英語とはまったく思えない別の言語でして、そのルーツはケルト語。一度、日本の免許書をイギリスの免許書にコンバートするために、ウエールズのスオンジーまで行ったのですが、町のほぼすべての公共サインには英語とウェーリッシュが併記されていて、最初はなんだかまったくわからなかった。

それはまあいいとして、いわゆるイングランドを支配した、アングロ・サクソンという人たちはいわゆるゲルマン人だったわけですから、もともとの言語はドイツ語、そしてそれが変化して英語となった。

一方、11世紀くらいでしたか、フランスのノルマン地方に住んでいた、ウイリアム1世がブリテンに攻めこんでとうとうイングランドを支配した。これが今のイギリス王室のルーツとなっているという話。つまり、初代の国王であるウイリアム1世はフランスからきてフランス語を話していたということですね。

そうしますと、日本の皇室の歴史とはずいぶん趣が違うという感じでしょ。隣の国からいきなり攻め込んできて王位についたわけですからね。しかもフレンチ。

てなことで、ロンドン旅行にいきまして、議事堂を見て、美術館に行って、そして夏であればバッキンガム宮殿のツアーに参加、あるいは、ロンドン塔や、ウインザー城と回りますと、歴史が重厚でそれに思いをはせるたけですが、実は今の国の源流は1000年前にドーバー海峡を渡って攻めてきたノルマンだったという。。。。

欧州の歴史というのは実に複雑なのですが、イギリス好きであればせめてその背景は知っていたほうがいいかもですね。

ということで長文、乱筆失礼、歴史の振り返りでした。

おわり。



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