２年半

ロンドンでの２年間の生活を終え、帰国して２年半が経過した。

帰国後早々は電車の乗り換えを間違いたり、ラッシュの電車に乗るのがいやになったり、残業ができない体質になったことに気づいたり、様々な変化を感じたものでした。そして日本の日常での常識に頻繁に違和感を覚えました。

そして２年半。

すでにロンドンでの生活実感はほとんど残ってなく、日本の常識にも違和感がなく、帰国後続いている「癖」といえば、ラッシュを避けて早朝から出勤すること、そして残業しないことくらいでしょうか。

この２年半の間に、英語力も元に戻り、ほとんどのことは指の隙間からこぼれるように流れ落ちていきました。

ただ、イギリスのニュースや映像に触れると、とたんにある感覚が蘇る、スイッチが入るのは確かで、これはその国に住んでいたという確かな証なのだと思います。

このように、すべてがおぼろげになった今、できうればロンドンにふらっと行き、自分の残した足跡をたどってみたい、そして新しくなったロンドンに触れてみたいと思うことしばしば。

アクトンタウンの自宅、ハマースミスの事務所、よく行ったレストラン、そしていっしょに働いた仲間、とても親切だった大家さん、バドミントンのクラブ。

どうなっているのかしら。以外とあまり変わってなかったりして。

今年の秋か来年の春、絶対に行こう！

（実は大量のマイルの期限がきたのでロンドン行チケットに交換しておいた。。。）

その時にはもうBrexitしてるんだろうな。。。

たった２年、それでもロンドンはわたしにとって、大坂、東京に次ぐ第３のホームタウンです。

おわり。