<マレーシア発見、再発見。快傑ハリマオも驚き桃の木どうする気>
・・・・南国暮らしマレーシア、たまにはゆっくりYouTube・・・
前編:
自分のブログを振り返ったら、この記事は2010年だった。こんな今じゃ
出来ないことをやっていたなんて自分でも驚き。なので改訂版で再確認。
(「クックパッド」には出してません)
***男の料理(自家製/食べるラー油、秘密のレシピ付き)***
日本でも一時、品薄となった桃屋のおいしい
「辛そうで辛くない少し辛いラー油」に近づきたい。
そういうことで、大それた挑戦をしてしまいました。
これが完成品です。
桃屋さんの「食べるラー油」をマレーシアでもおいしくて、買って食べて
ましたが、とうとう、なくなりました。作りたくなったぞ。マレーシアは
辛さの本場ですから安いローカルの「食べるラー油らしき」を探し歩き、
買って試食しました。が、辛いだけで深みがない。何かが足らないのです。
もう、”自分で作るしかない”と腹をきめ、トライした記録です。長いので
前編後編で・・・レシピ付き、写真付き、反省付き、で、書いていきます。
ネットで調べると必要な材料に「コチジャン」と「水あめ」が載っている。
えーっ、「水あめ」なんて通常市販されてないし~。でもでも。それでも
作らねば、作りたい、ということで、奮闘しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[ 食べるラー油のレシピ ]・・(アレンジ私なりの)
(材料)1番
* オリーブ油・・・・・・75 CC
* ごま油・・・・・・・125 CC
* 生姜・・・・・・・・20グラム (みじん切り)
* 生にんにく・・・・・20グラム 〃
* ラッキョウ・・・・・50グラム 〃
* もどしたレーズン・・20グラム 〃
* もどした干しエビ・・20グラム 〃
* だしの素・・・・・・大さじ1.5
”””””””””””””””””””””””””””””””””””””
(材料)2番
* フライドオニオン・・・20グラム
* フライドガーリック・・20グラム
* 黒砂糖・・・・・・・・大さじ1
* 醤油・・・・・・・・・大さじ半分
* 白ゴマ・・・・・・・・大さじ1
* コチジャン・・・・・・大さじ2と半分(好みで)
”””””””””””””””””””””””””””””””””””””
(材料)3番
* 五香粉スパイス・・・・小さじ2
* ごま油・・・・・・・・大さじ3(香り付け)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここで、問題発生!「コチジャン」がない、日本なら、すぐ手に入るのに
・・・・ブツブツ。じゃー、コチジャンを作ろう!!(もっと早く、韓国
食材店に行っておけばよかった)
[ コチジャンのレシピ ]
* 米こうじ味噌・・・・・100グラム
* みりん・・・・・・・・・60グラム
* しょうゆ・・・・・・・・17グラム
* 水あめ・・・・・・・・・50グラム
* 粉唐辛子(細引き)・・・・12グラム
* グラニュー糖・・・・・・15グラム
”””””””””””””””””””””””””””””””””””””
ここで2つ目問題発生「水あめ」がない、日本でもなかなか手に入らない
代物だよー。・・・・ブツブツ。
これも作るのか?「米こうじ味噌」だって、これもないよ?まて、どっか
で聞いたことがあるぜ。な~んだ、3か月前に、自家製で、味噌を麹から
作っていたではないか、忘れていた。そういえば、途中、味噌をかき回す
のも忘れていたよ。3カ月たったし、熟成だろう、ちょうどよかった~。
よし、2つ解決。問題は「「水あめ」」か。
それも作ろうよ。・・てなわけで、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[ 水あめの作り方、レシピ]
(材料)
*ジャガイモ・・・・・500グラム
*大根 ・・・・・・・125グラム
*水・・・・・・・・・190グラム
”””””””””””””””””””””””””””””””””””””
えー、なんで砂糖がないのに水あめ?・・そうなのです。この材料で作る
のです。水あめは単なる砂糖水の凝縮ではなかった。
(・・・・・不安といら立ちをかかえながらやってみっべ!)
1.じゃがいもをすりおろす。
2.でんぷんを取り出す。(さらし布で包み、ボールに浸した水の中で、
もみだし、でんぷんを洗い出す。
3.でんぷんを沈殿させる。(10分位おき、上澄みのみの水を捨てる。
底にあるのがでんぷんだと。これを、2~3回繰り返す。これが片栗粉
と呼ばれるんだそうな)
4.片栗粉を集める。(水を捨てたあとに残ったものです)
5.糊化させる(アルファ-化)(これに水を加え中火で加熱透明になり、
糊状になってくる。3分位加熱。
6.大根をすりおろす。(おろし金ですりおろす、さらし布でこしカス
と汁に分ける)
7.汁を湯せんにかけ(大根の汁にあるでんぷんを溶かす酵素アミラーゼ
を引き出すために65度位で湯せんするらしい。 )
8.大根の汁65度位と、でんぷん作り上欄の5番、65度位を十分に混ぜ
あわせる。(ここで終わりに近いと思ったら甘かった、保温するんだって
8時間以上も。)
9.保温する。(アミラーゼがでんぷんを糖液に変える作用は高温ほど
いいらしい、保温ポットがないので、炊飯器にお湯をはって、ボールに
でんぷんを入れ、10時間の保温にしたよ。)
10.煮詰める。(こんどは、火にかけて煮つめて金網ざるでこします)
あ~あ、もう完璧に作るのが嫌になってきたぞ!
11.こした液体をすこしずつ煮詰めていく。(とろーっとしてくるので
焦げないように弱火で)
12・大根の香りのする「水あめ」の出来上がり・・・です。
つぶやき・・ブツブツ。
(ジャがいも500gと大根125gで、この行程で出来たのがたった53g)
(水あめ作り恐るべし・・根気と経済的出費を覚悟でのトライでした)
(大体、手作りって自家製はお金と時間がかかるんだな。キッチン廻り
を汚すし。・・・でももう、後にひけないしな。やるしかないか~。)
”””””””””””””””””””””””””””””””””””””
[ コチジャンの作り方]
1.米こうじみそなど準備(私はマレーシア自家製(手前)味噌で)
・・・手前のが、そうです。
2.鍋に米こうじ味噌・みりん・醤油・水あめを合わせ、弱火で。
3.焦げ付かないようにまわしながら弱火で。
4.煮立ってきたら、火を止める。よく合わせる。
5.唐辛子を入れ、グラニュー糖を入れ、なめらかに。
6.冷めたら、容器に保存。
食べるラー油を自家製で作ろうとした奮闘記でしたが、いざ材料を揃え
ようとして「水あめ」は無い「コチジャン」は無い「米麹」は無い‥と
きたもんだった。でもいやいやながらも全部作ったわけだ。
さて、でも仕方ありません、目標を達成するには、人生まわり道をしな
くてはいけなかったのです。レシピに無い材料をいちいち作ったんです
疲れました。表彰ものです。・・2度とやりません。
これ終わりじゃないんです。桃屋さんに挑戦した「食べるラー油」作り
の集大成は明日のブログに。ホントにホントに長くなったので前編後編
に分けざるを得なかった。
・・ここまで読んでこれた方は、すごく忍耐力のあるかたです。感謝!
続く。
尚、参考にさせていただきましたサイトは、
1.「我が家の常備調味料手作り コチュジャンホームメイドクッキング
All About(いつも素晴らしいサイト)
2.「男の趣肴」(手作りのジャンル、すごいサイトです)
情報をありがとうございました。
有難うございます励みになってますお手数ですけどポチクリを嬉しいです。
参考までに:他の方々の面白ブログ拝見はこの上下から。動画紹介専門ブログも。
*******************************************************************************: