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国立近代美術館のパウル・クレー展に行ってきました

7/26(火)、東京インターハイスクールの生徒たちと、国立近代美術館(東京・竹橋)で行われている、パウル・クレー展に行ってきました。


花ひらいて』 1934年制作
81.5×80 cm



東京インターハイスクールのブログ

この展覧会、とても人気で、つい先週、入場者数が10万人を突破したとのことです。

私たちが出かけたその日も、平日とはいえ、入場者は途切れることなく、2重、3重の人の列で囲まれる絵が数多くありました。

パウル・クレーの絵は日本人にとても人気があるそうです。それは、どうしてなのでしょう。

今回の展覧会は、日本では数多くのパウル・クレー展が開催され、作品が広く親しまれているからこそ、
【クレーの作品は物理的にどのように作られたのか】」という、これまでとは異なるテーマのもと、作品が展示されていました。

1枚の絵が切断されて、2種類以上の絵になっていたり、裏と表で違う絵が描かれていたり、オリジナル作品から角度を変えることで別の絵になった作品を比べるように展示してあったり、美術館も工夫を施していました。
それでも、そのような展覧会の趣旨を超えたところで、私が感じ、心に残ったことは、クレーの作品に共通する色使いの美しさと温かみでした。そして、10万人もの心を惹きつける大きな要因も、それに尽きるのだろうと思うのです。クレーの豊かで、そして几帳面な色彩感覚は日本人の感性に合い、心を温めてくれるのでしょう。

東京インターハイスクールの生徒たちは、各自、ワークシートを抱え、展示作品を見て回り、自分の好きな絵をチェックして、タイトルや、その絵に惹かれた理由などを記入していました。
なぜ、その絵が好きなのか、を改めて分析するのは、難しい作業です。そもそもは、色や香りの好き嫌いと同様、絵も、理由より先に、感覚が好き嫌いを一瞬で判断するものだろうから。

そういう意味では、美術館へ足を運んだすべての生徒たちにとって、本当は気に入った作品がひとつだけでも、それが大したお気に入りでなくても構わないのです。
ただ、「この絵がいいな」と思ったその新しい感覚は、その瞬間に、自分の中に刻まれ、絵そのものを忘れてからもなお、その感性は、その後の私たちの人生を少しでも豊かにしてくれるものではないでしょうか。今回の展覧会で、参加者それぞれの心の中に、そんな化学反応が生まれたことを信じていますチューリップピンク



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