毎日３８度近くが続いている灼熱上海。そんな中、なぜか好き好んで、最近は毎日大学に通って中国語。
蝉のこれでもかという鳴き声を聞きつつ、朝から学校へ。お気楽気分のはずが、夏期の集中コースということで、授業の速度もとても早いので、単語を覚えたり予習復習したり、気づいたら勉強に追われる日々。
初級のときは２０前後の若い学生がとても多かったのだけれど、今のクラスは会社派遣のビジネスマンや駐在奥様、仕事を辞めて夫婦で学びに来ている人など、年齢層は比較的高めで、落ち着いた雰囲気。見た目はアジア人なのに国籍はアメリカ、オーストラリア、カナダだったり、といういわゆる華僑の人たちもちらほらといて、なかなか面白い。
今日はやっと１週間が終わっておつかれさま、ということで、共に学んでいる奥様たちと緑広がる庭を眺めつつゆったりランチ。
私以外の皆さんはお子さんがすでに大学生だったり成人していたり、という先輩方。日本では決して知り合えなかったような人たちと、年齢の差も気にならずに仲良くなれるのは、海外ならでは。
全員、香港、台湾、北京、ヨーロッパなど、上海以外にも駐在経験があって、海外在住１０−２０年の大先輩。いろいろ参考になる話が聞けて、すっかり長居。
私はこれから先の人生、どれだけ海外で暮らすことになるのかまったく未知だけれど、日本の常識から離れて、いろいろな場所で歳を重ねていくのもなかなか素敵だなあ、と思えた昼下がり。
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