案外他人事ではない：約60人に1人が高校中退

当校（東京インターハイスクール）では、色々な理由で高校を中退・休学している人が編入するケースもあります。中退・休学に関しては様々な理由がありますが、例えば健康的な理由で通常の学校に行けないという方もいれば、学校の仕組みに合わなかったという方もいます。

統計を見てみると、事実様々な理由が記載されていましたが、退学者の約40％が学業や学校生活に対して何等かの不満があり、辞めていくケースでした。その後に別の学校への進路変更が34％と続きます。そうなると約7割以上が現状の学校で自分のやりたいことがみつからなかった・できなかったことが原因と考えられます。

中退される方は様々ですが、自分の意志で中退された方というのは結構勇気がある方だと思います。それは、自分から世の中の「普通」という中から外にでることだからです。ポテンシャル的に普通の学校合わないと思っている生徒はもっとたくさんいると思います。しかし、「普通」の枠の外に出ることが怖いので仕方なく今の学校にとどまっているというのが現実的です。

「普通」という枠を超えて、東京インターハイスクールにたどり着いた生徒は正直幸運だと思います。科目の枠内で自分の学習を計画し、自分で計画を実行していく形は個人的には面白いと思います。入学検討者に学校について話をして、このシステムについてどう思うかは必ずしています。その時笑顔で「楽しそうですね」と答える生徒は大体入った後も楽しく学校生活を続けています。