「ホームスクールであれば比べられることもない。」

昔からの教育で良く言われるのが「競争させることで生徒の学力があがる」ということです。旧来の塾ではテストの順位を張り付けて、誰がどれくらいできるかということがクラス内で分かる状態です。

順位が高かった生徒にとっては「うれしさ」があるかもしません。しかし、次のテストへの「不安」も出てくると思います。逆に順位が低かった生徒にとっては「くやしさ」だったり「あきらめ」だったり、あまり精神衛生上よろしい感情が生まれないように思えます。そんな状態が嫌だから学校を辞める方もいらっしゃいます。

順位が高い低いにかかわらず、勘違いされていることですが、そのテストでの順位が高いから目標が達成されるということではありません。例えばある大学への合格を目標にされている生徒にとっては、その受験のための準備「のみ」をすればいいわけで、良くわからない競争に一喜一憂する必要はありません。実際に偏差値が高いから大学に合格できるのではなく、その大学への受験対策がきちんとできたから合格できるのです。

そういった変な競争に巻き込まれるのが嫌でしょうがない方は、ホームスクールをお勧め致します。良くわからない学校やクラスのルール（バイト禁止、染髪禁止など）に縛られる必要もないですし、最近良く聞くスクールカーストを気にすることもありません。仲間づくりは学校でないとできないということはありません。色々な活動に参加することで、正直に話せる友達は見つかります。自分の道を進んでいるのに、どうでも良いことに巻き込まれることはないのです。