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生活のリスク テロなど

さて、Jakeがロンドンに住んでいた頃は、欧州大陸では例のパリでの惨劇があったように、ブリュッセルやドイツなどでもテロ事件が起きていました。しかし、ロンドンでは幸いにもなかったのです。

一つには、イギリスは島ですから入国にセキュリティーが効くというのがあります。

欧州大陸を仕事で移動していた時など驚いたのは、スイスからオーストリアに入る時、あるいはドイツからスイスに入るとき、これもちろん車ね、ゲートはあるけど止められたことなんて一度もなかった。

一つにはJakeと同乗していたのが二人ともドイツ人というのはあるかもしれないけど。

なので、もしこの車のトランクに・・・・が入っていたとしたらどうなるの?とかセキュリティーについて考えたこともありました。

一方、やっぱり飛行機で入国するとなると一定以上のセキュリティーですよね。

がしかし、そのあたりの状況が昨年来のイギリスでのテロによって変わってしまいました。

本当に嘆かわしいことです。マンチェスターをはじめとして今回の地下鉄の件。

向こうで生活していた時も、やっぱり飛行機に乗って、着陸するたびにどこか「ほっと」したものです。

それくらいに生活の根底の部分で皆一定のリスクを感じている。

特に大きなイベント、飛行機、市街地などにいる時。

これは日本にいるとわからない感覚です。

で、イギリスに暮らしていると、一定の約束事として日本大使館に緊急連絡先なんかを登録するのですが、時折メールが送られてきたりします。

以下は当時本当に送られてきた大使館からのお知らせ。

こういうものが日常的に来るんだから、やっぱり全然違うんですね。

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当地在留邦人及び旅行者の皆様へ

「イスラム過激派組織によるラマダン期間中のテロを呼びかける声明に伴う注意喚起」

1 6月6日頃からイスラム教のラマダン(断食)月が始まります。これまで世界の主要都市を含む様々な地域におけるイスラム過激派によるテロ事件の発生等に加え、5月21日にはイスラム過激派組織ISILがラマダン期間中のテロを広く呼びかける声明をインターネット上に公開しました。声明では、特に欧米諸国におけるテロの実行を呼びかけており、民間人を対象としたローンウルフ(一匹狼)型テロの発生も懸念されます。今年は6月6日頃から7月5日頃までがラマダン月に当たります。

 英国内・外を問わず、テロなどの不測の事態に巻き込まれることのないよう、特にテロの標的となりやすい場所(モスク等宗教関連施設、政府・軍・警察関係施設、欧米関連施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場等不特定多数が集まる場所等)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等、安全確保に十分注意を払って下さい。

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ロンドンでの生活、英語との格闘等、リアルに描きます。

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