皆さま、初めましてJonaleeと申します。
夫の転勤に伴い2012年の1月に日本を離れ、ちょうど5年間シンガポールで暮らし、来週からは香港での生活が始まります。しばらくは日本⇄香港⇄シンガポールを行ったり来たりな感じの生活。
日本とは違うシンガポールと香港の「アジアな事情」をぼちぼちとお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。
さて、今まさにタイムリーな両国の様子をご紹介!
日本では西洋化してしまい、当然のように西暦(カレンダーイヤー)の1月1日から年が変わり気持ちを新たにするわけですが、中華圏の国々では今でも旧正月からが新年となります。旧正月の日付は年によって変わり、今年は1月28日(土)が新年の始まり。つまり「元日」です。
私の感覚では、旧正月は「1月1日のようなキリのいい数字」でもないし、しかも「毎年日付が変わる」なんて、なんだか曖昧だし複雑だし…。現代では、いわゆる中国以外の国は中華圏であっても日本のように西暦でお祝いしているんだと思っていました。
そして加えて旧正月も祝う。それは「伝統的な”行事”としてという程度のもの」…かと思っていたのです。
でも、実はそんなことはなくて真剣に新年を祝うのは、旧正月=春節 の方だったのです。
人々の心では、
「年が変わるのは旧正月!その日から新年を迎え、それをみんなで、家族で祝う!めでたい!めでたい!!」
だったのです。
そんなわけで、一昨日Chinese New Year を迎え、両国ともに年間で一番のお祝いモードに入っています。
この時期は、とにかく街は「赤」と「黄金」の2色に染まり、そのvividすぎる色を目にすると、自ずと気分も昂ぶりますね〜w
まずはシンガポールの景色から。普段から観光客で賑わうチャイナタウンですが、屋台の数も人の数も倍増!この混み具合は、大晦日の浅草仲見世通りか大阪黒門市場って感じですね。
そして香港の大晦日と新年のテレビ放送。キャスターの服もスタジオのセットもこの色!鮮やかすぎです!ww
香港の地下鉄の通路。闘牛がここを通ったら大興奮しますよねw
日本の門松的なもの、シンガポールでは「金柑の木」が主流ですが、香港では「普通サイズのみかんの木」をよく見かけます。
春節を祝うこの1週間、次はその習わしについてご紹介しま〜す!
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