ハンガリーの暖房事情

皆さんこんにちは！

ハンガリー・ブダペスト在住のPuliです。

いやー、最近本当に寒い。。

先日日曜日の朝方にはマイナス１５度を記録しました！

その日強い寒気に覆われた欧州は、各地で稀に見るような最低気温を記録しました。

ハンガリー北部のとある町ではハンガリー史上最低気温を観測したそうで、なんとマイナス２８．１度・・・身も縮む寒さ・・・

ドナウ川も所々凍結し、流氷が見られるようです。

そんな外気温ではさぞかし家の中でも寒い思いをしているのでは？と思われるかもしれません。

しかし！ここは欧州。暖房の主流はセントラルヒーティングです。（Jakeさんも以前書かれていたような？）

セントラルヒーティングとは、給湯器熱源装置（ボイラーなど）を一か所設置し、暖房が必要な各部へ熱を送り届ける暖房方式のことです。

セントラルヒーティングだと空気も汚れず乾燥もせず、家の中全体を暖かく保つことが出来るため寒がりの私には非常にありがたい。

急激に部屋を暖めるということは難しいのですが、一度暖まれば日本の家のように、リビングやベットルームだけ暖かく、廊下や暖房がない部屋で寒い思いをするということはありません。（ちなみにセントラルヒーティングでも各部屋の温度調整はできるようになっています。）

ロンドンに住んでいたころは、フラットごとにボイラー＆温水タンクがついていたため、大量に温水を使ってしまうと一時的な温水切れが発生することがしばしばありました。

ところが、ブダペストの建物、特に第二次世界大戦後に建てられたものは各ビルにボイラーが設置されており、各フラットにそれぞれボイラーがついているということはありません。（一軒家の場合はまた別です）

よって、今住んでいるフラットでは温水が切れるという心配がありません。

窓も二重・三重のガラスが主流で暖かい空気が逃げにくくなっています。

ちなみに一昨年のお正月、主人と一緒に日本に帰国した際のこと。

私の実家に泊ったのですが、ずっと暖房を付けているわけにもいかず夜中は暖房を切っていたのですが、そのときの寒さが衝撃だった様子の主人。終いには酷い風邪を引いてしまい、日本の冬がトラウマになってしまったようです。苦笑

それでは！

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