＜マレーシア発見、再発見。快傑ハリマオも驚き桃の木どうする気＞
・・・・南国暮らしマレーシア、たまにはゆっくりYouTube・・・
南国新聞に載せた記事を元にして、写真など少し付け足して書いています。
これらのブログ記事は、新聞掲載の約1週間後となります。継続中。
========= ［第６回］＝＝＝＝＝
～～～～～～～～～～～～～～～タイトルーーー
～身体のきしみと心の高揚に包まれ体験しました～
あの有名なキナバル山に老体にむち打ち挑戦! !
(急坂で、ふと見上げると、別世界が続く。下界のバスの窓から見た
キナバル山に確かに今踏みしめて噛みしめて登っている自分がいた）
＜＜地震はホントに大丈夫？？＞
未知の世界は不安だらけ。でもMM2H頑張ります。州政府や管理事務所
から禁止されない限り、申込金も払っており今さらキャンセル出来なかった。
地震の事で”日本人的心配”をマレーシア人に話すと、いたって気にしてない。
(このような、道は、まだ楽しいうち・・どんどん地獄になってゆく）
彼等には、ホントの怖い地震の経験が無いため受け止め方は「時の運」って
感じ。頭の中も口の中も「ネバーマインド！」「ハッピーアイランド？」。
ガイド、ポーター、日本人まで亡くなった地震だったというのに平気を装う
マレーシア人気質？自分には起こり得ないという楽観的傍観的立場の表れか。
・・・それはそれで、南国人の素晴らしい性格なのかもしれない。
(第2宿泊所、3272ⅿのラバンラタ・レストハウスまでは、まだ遠い）
(やっと着いた。ここが「ラバンラタ・高原レストハウス」だ。
ふ～、ホッとした、かなり安堵した。・・・だが空気が薄い）
＜＜キナバル山の良さと富士山との比較？＞＞
富士山の高さは、3776ｍⅿ（正式には3775.6ｍⅿ）今回のボルネオ島
サバ州のキナバル山は4095.2ｍⅿで富士山より標高差で320ｍⅿ高い山と
いう事になる。・・富士山は世界で何番目に高い山かという問いがあって
約480位らしいが、ハッキリしないのが実情。
富士山と違うところの一つに、同じような高度でありながら、緑が多いこと、
生を感じ植物生息限界境界がまるで違うという事だ。空気がうまいのは共通。
(3289mのロッジペンダントハットの前に、マレーシアで3110番目の
郵便ポストがあった。ここから各国へ絵葉書を出せる。日本に出す？）
キナバル山だって、東南アジア1位と言われているけど、インドネシアの
西パプアにはそれよりも高い山があるそうだ。プンチャッ・ジャヤ山が
4884ｍというではないか。
要は、世界には、まだ名前のついていない高い山が沢山存在している。
だから標高の高い順位は確定されていないという事だ。未確認の山が沢山
あるという事だね。
富士山も素晴らしいけど、キナバル山のメリットはより楽しく登れる理由が
ちゃんとある。重い荷物はポーターに持ってもらえる。入山制限があり、
当然、自然を大事にする精神が芽生える。約1kmごとにシェルター避難所
休憩所があり、トイレがあり、雨風もしのげる。
森林植物生息限界はかなり高度だ。富士山の山頂の高度では草木は無いのに
キナバル山では同じ高度なのに、まだまだ生息範囲。目先も楽しい飽きない。
安心の気持ちが生まれてくる、酸素の美味しさを感じる。取り巻く、すがすが
しい空気が、ここから、日本や世界まで、繋がっているような気がしていた。
(地震1年後の、3272ⅿにあるレストラン。今でも世界からいろんな
人でにぎわう。・・活気は完全に取り戻していた）
・・3227ｍのラバンラタレストランの外のベランダの気温は12度だった。
同条件で富士山は？レストハウスではブッフェ形式の食事が出る。お湯は
自由に沸かせて飲める。魔法瓶持参ホットドリンクOK。3289ｍのロッジ
ペンダントハットの前には、マレーシアで、3110番目の郵便ポストが設置
されている。
(3272ⅿのレストハウスのベランダから下界を望む。12度だった。意外と
寒くないな。ここは、富士山の頂上より約500ⅿ低い位置という事になる）
希望なら、ここから「世界に、下界に、冥界に？？」・・ハガキが送れる。
・・お～ッ、一句、でけたぞ。
・・・・「富士山は、遠きにありて、思うもの。
・・・・・・キナバル山は・・近くに登りて・・ご苦労山 」
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