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5回目。キナバル山、「持病との闘い」「アッ、もようしてきた」は登山中最大の苦しみ。「高山病」はどうなの。

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========= [第5回]=====

 ~~~~~~~~~~~~~~~タイトルーーー

~身体のきしみと心の高揚に包まれ体験しました~

あの有名なキナバル山に老体にむち打ち挑戦! ! 

 

・・・・・写真を含め、南国新聞掲載に少し付け足し、書いています。・・・・

 ・・各回、新聞掲載後ですので、内容はダブるかもですが、気楽にお付き合い。

 

<<持病との闘いもあった?>>

病気を教えていない日本人の友人に「キナバル山に登るんだって地震大丈夫?」

と言われたものです。それもあったけど、自分には「気胸」という気圧に関係

する肺の病気があるのです。

 

一度マレーシアで入院して、肺に直接ドレーンを入れたことがある。パイプで

呼吸をする苦しさ、キツかった。幾ら空気を吸っても空気が肺に入ってくる

感覚が無い。心拍数も不安指数も急上昇。

 

(ここは「TIMPOHONティンポホンゲート」1866ⅿ登山入り口。ここからスタート

します。帰りもここに着いて、人数登録を済ませる。ちゃんとした自然公園管理という

考えから、門限時間があり、最後に門に鍵がかけられる)

 

ある時期、医者に「肺の能力の関係で、もしや、もう、今後、飛行機には乗れ

ないかもしれない」と言われた。これはもう飛行機でどこにも行けないことを

意味する。日本に帰れない事を意味したんです。

 

(木々の間から見えるキナバル山、あの山に登るんだ・・・と意気込みが。

でも、見て下さい、・・・・ホントに、かなり遠く感じられますよね)

 

日本への飛行機が利用出来ない?目の前が真っ暗になった。気圧への不安。

だから4000m級の登山、不安があって当然だった。でもあれから何度も日本

に帰っているから、有り難いことです。大丈夫です。

1時帰国も2時も3時も継続中・・「用事(4)帰国」も、問題無しです。

 

(PHQ到着地点で、既に登頂成功の見知らぬ日本人グループが降りて来ていた。

日本語の出来るガイドさんから「登頂証明書・・授与」の場面に遭遇)

 

<<心臓バクバクってキツイ?>>

 

今回の登山は、かなり厳しい経験となった。心臓はバクバク?肺もHighハイ?

呼吸はフーフー?内蔵はナイナイ?

不安材料は一杯あったのだが、「山を忘れていた山男」の40年ぶりのトライ、

挑戦だった。

そのための準備として、KLで事前に訓練、練習、鍛錬、慣れ、エクササイズ

が大事だった。ブログにも度々書いたけど、健康志向を兼ねて、一緒に行く

マレーシア人との交流も含め、KLの近郊の山や丘でトレッキングを繰り返して

きた。

 

<<キナバル山の山岳マラソンレースって? 2.5時間って?>>

 

キナバル山の恒例の世界的行事に「インターナショナル・クライムバトン=

登山レース」がある。トップマウンテンランナー21km2日間かかるところを

1位は2.5時間で往復するのだから、まるで信じられない。世界中からランナー

が集結する。ちょうどTimpohon Gate の入り口の看板にその過去の栄誉ある

優勝者の名前が連なっている。日本人の名前も記録されていた。

 

(出発前の我々のガイドのリーダーの「ジュン」からの今日の登山の説明。

仲間に「ジュライ」「オーガスト」がいると・・冗談で言っていた・・・

このワタクシみたいにヘタなダジャレ連発の・・楽しいマレー人だったよ)

 

(インターナショナル・クライ・バトン優勝者の記録看板。

・・・・・・・・・・・ここに過去の日本人の名前がある)

 

 

驚き。28回目の「Mt. KINABALU INTERNATIONALCLIMBATHON

 2014」の看板だけど、1位がColins Kipkorir さんで、2時間23分で優勝。

エリートマン33kmの部類では日本人では1人だけ「ダイ・マツモト」さんと

いう方が4時間11分で成功していた。実際キナバルを登った人だけが分かる

彼らの「登山マラソン」偉業、すげェ~としか言いようがない。

 

(インド系マレーシア人との出会い。さすが若者は、早い・強い・元気)

 

(その各ポイントの休憩所の屋根上には、必ず折りたたみのタンカがしばりつけてある)

 

(20kg以上の背中のポーター達と行きかう。彼らの足取りはしっかりしている)

 

<<高山病は大丈夫?>>

 

高山病は、標高が高くなるにつれ、気圧が低くなり体内で摂取できる酸素量が

低下することで起きる現象。よく言われるのは「頭痛」「食欲不振」「めまい」

「睡眠障害」などなどですが、私達は、特にそれらは無かった。・・・・・・

が、個人的に3227mのレストランでの「食欲不振」だけは顕著だった。

 

無理して食べたことで?後でとんでもないことが発生した。日本にも薬はあると

思うけど、現地の友人の勧めでKLの薬屋で買った「高山病予防の薬」、1錠を

半分づつに分け、ラップで包んで持参していった。マレーシア人が日本人は、

半分でいいからと言う。

 

これは2日前から飲まなくてはならず、最後の山頂目指す時点で無くなっていた。

無くなった後、別の友人が親切に自分のをくれた。・・今度は1人1錠を呑めと

言うので1錠ずつ呑んだものの、後でこれが「悪夢」を見る結果になったのかも

しれない。

 

原因は定かではないが登山途中、トイレが近くなって冷や汗をかく事になる。

気圧が低くなると、腹圧にも影響するらしい。登山中の「あッ・・出そう」は、

最大の問題事。途中にトイレは無いんです。最後には「ノグソ」しかないのだ。

 

(海外のグループと譲り合いながら登る登る。・・・・写真は韓国軍。

後ろにはドイツ軍。横の休憩所のシェルターには、オーストラリア軍。

・・・・・・・・・・・・我々は、マレーシア軍と日本軍の共同歩調)

 

その他、マレーシア人にとって「パナド―ル」も必需品の薬だ。自分達を含め、

全員がこれを持ってきていた。

 

(・・道中・・いろいろ変わった高山植物たちと、出会い始める)

 

高山病対策として言われていることは、空気が薄くなるので、十分な水分補給・

ゆっくりした深呼吸・ゆっくりした足取りの登山がいいとされる。十分な休息・

足などへの十分なストレッチ・食べてもすぐに寝ないなど。ゆっくり登って

いるわけだから、身体は自然に慣れていくはずと思うが、ただ、食欲がない、

眠りが浅いのがずっと気になっていた。

 

 

5回登頂経験のある私達のグループのベテランリーダーの彼はラバンラタでは、

過去にはそういう事なかったのに、今回は一睡も熟睡出来なかったと後で述懐

していた。誰にも、個人差で、大小の症状は出てくるという事かな。

 

(おいおい・・目がうつろだぜ・・・・もう高山病になったのか?????)

・・・・・・・・受付事務所前にあった「人形さん」

 

 

・・「持病の大小」問題なければ、登れるよ。

・・・・「トイレの大か小か、これ、大きな問題」

・・・・・・・「もよおす、お腹のゆるさの大小、これ、気をもむ」

「気は、もんでも、腹は、もむな」・・「・・出るからニャ」

・・・「頭痛の大小」気にしない。「筋肉痛の大小」気にしない。

・・・・・でも「大将!・・代償払わずんば、登れないぞ」

皆それぞれ各人の状況が違う中での「自分との戦い」、それが山登りだ。

 

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マレーシア発見・再発見、快傑ハリマオに会いに来た

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シニアシチズン、マレーシア移住を試み、何とか慣れたけど、四苦八苦、七転五起き二挫折かな。それでも前向きセカンドホーマー。マレーシア情報・クアラルンプール情報・日頃の生活探訪徒然草。

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