ロンドンに来られたし

本当に寒くなってきたロンドン、もう夜は４度とか５度とかで本格的な冬が始まりました。

ロンドンにきて１年と８か月が過ぎましたが、本当にあっという間。

これほど人生で充実して、緊張して、ときとして激しく落ち込んだ時期はないくらいものすごく濃密なときを過ごしています。

今でもそうだけど、朝の通勤時、Tubeに乗って、多国籍の人とラッシュで会社に向かうとき、会社がおわって駅に向かう交差点でまったく日本人がいないとき、カフェで注文するとき、新聞を読むとき、社員と雑談するとき、、、、すべてがある意味奇跡のように感じます。

「ぼくはロンドンにいるんだ、、」

毎日そう感じるのです。

でも、Jakeは会社員として出向している身。いつかは日本に戻ります。

だからこそ、一日一日が新鮮に感じることができるのかもしれません。１日も無駄にできないと。

人には価値観があります。海外に住むということに価値観を見出さない人もいるかもしれません。そらそうです。

しかし、世の中には日本では測れない価値観もあるのだということを知ることはとても意味があります。

年齢は問いません。

ちょっとでも興味があれば、もしいつかとおもっていれば、ぜひロンドンに来られたし。

この街はそんな人たちの期待に応えてくれます。

たった２年弱しかたってないけど、わたしはこの国を、そしてこの街が大好きです。

そして日本のことも大好きです。

一つしか愛せないより、二つ愛せるほうが素敵だと思える５２歳。

おわり。