カンカンの１歳誕生日前から始まった、私のキッチンバトル。
料理をしたことがない人間の発想として、
「片栗粉が永遠になくならない。何に使うのか分からない」
「野菜の使い方が分からない。そもそも葉っぱや草や根っこを何故食べるのか分からない」
「世の中には何種類のレシピがあるのか分からない。50個ぐらいにまとめてもらいたい」
「低カロリーなら何でもいい。痩せるなら米なんぞいくらでも抜くぜ」
などなど、およそ日々の食卓を担う主婦の方々から見たらとんでもない状態でありました。
今でも相変わらず野菜は苦手だし、本を見ながらじゃないと献立なんて立てられないし、作るときも本とコンロの前を行ったりきたりしてます。レシピの無限大っぷりにも眩暈と頭痛を覚える日々です。
が、この1ヶ月でだいぶ、料理に対する嫌悪感（そこまでか！重症だったな！）がなくなってきました。
家庭科の時間も全部が終わって試食も終わった後の、皿洗いのみ担当だったからね…。友達いない子にはそういう役割がピッタリなのよね。ていうかほっていても勝手にそういう役が回ってくるし（けっ）
三十路も後半に入って、料理歴１ヶ月とか怖すぎますかね。うん。でもまぁ、一生ゼロよりは……うん。
どんなに頑張ってみても、美味しくない＆もうこれは食べたくないという時は、オットの感想は分かりやすいです。
一口食べて「………なるほど」とだけ言ったときは、もういらないの合図です。チクショー！！
当たり外れも大きいが、当たりの数が増えるよう頑張るのみ。
そして、物価が高いシドニーで少しでも家計に優しいメニューを今後は考えたい。
週末、ボタニック・ガーデンを散歩したらカンカン、オットや私の想像を遥かに越えて数百メートルを歩いていました。途中何度もつまづいたり座ったりしつつ、カンカンに甘すぎてデロデロリンなオットがすぐ抱っこや手をさしのべようとするも、「いいのだいじょうぶなの自分であるくのっ」と言わんばかりに手を振り払って歩き続けるカンカン（萌）。
美味しいお弁当が作れるように頑張ろう。んで、また何度もここへきてピクニックしよう。鬼ごっこして遊ぼう！カンカンがおにぎりを「握力検査の道具」じゃなく食べ物だと認識してくる日を待って……
今日の失敗。
スイートポテトを作りたかった。
この国で売っているさつまいも。種類がいくつかあったように思うが、切ると色鮮やかなオレンジのやつ…あれで良かったんだろうか。
見た目も食感も違うものが出来た。味だけは近い。うーーーん。
