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欧州と日本の移民事情 こらえらい差だな!!

Jakeです!

まずは、何も言わずにこれを見てちょうだい!!

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ちょっと小さかった?

欧州の国々における人口移民比率なんですね、日本との比較。

例えばイギリスは約13%、そしてアメリカもだいたい似たようなもん。

一方、日本は1%!

でしょ、そうでしょ、そう思ってました。

Jakeは今、一時帰国で日本にいるのだけど、空港から一歩出たら、見渡す限り日本人。東京は国際都市だと思っている日本人は多いですが、海外の人達はそうは思っていないケースが多いです。だって見渡す限り、日本人しかいなですよね。

ロンドンでは、毎朝Tubeに乗るんだけど、そりゃもうインド系、アフリカ系、アジア系、、、、ありとあらゆる人種の人が乗っているわけです。

休みの日のシティーセンターなんてもう外国語飛び交ってて、「一体ここはどこ?」って感じなんですね。

職場でも同じ。イギリス生まれのイギリス人なんて半分いるの?って感じで世界のあらゆるところから人が集まっているんですね。

だから、自分と違うのは当たり前だし、そういうことを認めつつ、受け入れつつひとつのチームとして動いているわけです。

一方、日本ではどこの会社でもそうだけど、ほとんど日本人ですよね。学校も。

はっきり言いましょう、これって鎖国!

てなわけはないけど、状況としたらかなり近いですよね。

戦前も戦後も一貫して日本は移民を極端に制限して、どちらかというと純潔主義的環境を維持する中で、効率性を重視してきたと思うんですね。

平均的に学歴も非常に高い、だってスーパーの店員さんだって大学出てたりするでしょ、これってもう海外ではかなりありえない状況なんですね。そりゃサービスレベルは高いですよ。

ロンドンなんて、買い物の時、9.5ポンドの支払いに対して10.5ポンド支払ったって、支払った小銭にプラスして小銭くれること多いんですね。要は瞬時に計算できないんで、余分な0.5は無視して10からおつりを計算して、両方あわせて返してくるわけです。

こんな感じなんで、日本に住んでいると、ありとあらゆるサービスのレベルがものすごく高いことを実感します。

ロンドンに住んでいると、これは完全に逆。何やってもダメな可能性が高い。宅急便予定通りに来ない。Tubeはしょっちゅう遅れる。時として不通。修理なんて頼んだ日にはもういつになるやら、、、。

がしかし、今、日本の純潔主義の弊害が目立ち初めていますね。

人口の縮小、加速する高齢化、経済の縮小、、、安倍政権でも移民数の見直しが言及されています。

一方、Jakeはビジネスマンですので大きなことは言えませんが、その観点からすると、日本製品の海外での勢いがどんどん落ちています。昔は家電といえば日本のお家芸でしたよね、今ではさっぱり。どんどん不要な高機能が付きまくって値段上げちゃうので、どんどんシェア失っちゃう。だって移民でお金ない人多いですからね。外国には。

また、色んな国でビジネスの打ち合わせしますけど、日本のえらいさんだけですね、通訳使うの。概ね、国際的ビジネスをやっているそれなりの立場の人は、うまかろうとちょっと残念だろうと、とにかく英語はしゃべります。だからJakeも下手でもしゃべる。

やっぱり、そろそろもう少し国際的になってもいいんじゃないかなーって感じますね。

価値観も多様になるし。

お友達はみんなこうだから、近所はみんなこうだから、こうしなきゃいけないっていうのはかたぐるしい話ですよね。

イギリスでちょっと裕福な家庭の子供たちなんて、大学卒業したら、「ちょっと半年海外に行ってみるわ、就職はまた後で考えるし!」みたいなことよくあります。

日本ではありえんでしょ、これ。

移民受け入れというのは簡単ではありません。一時、ドイツでもメルケルさんがドイツの移民政策は失敗だと公言したことがあります。

学校、役所、病院、警察、職場、、、すべてが変わっていかないといけないですから。

でも、移民受け入れにはプラス面も多いし、国際社会での一定の責任だと欧州の国々は思っているふしがありますね。

日本もそのあたりの考え方、もうちょっと柔軟にかつ前向きにして方針を変えてみたら、実は思いのほか、良くなったりするかもしれませんよ。同じ考え、同じ方向、同じ価値観、同じやり方、そりゃ効率はいいけど、変化の大きな時代には向いてないかもしんないですよ。

そして、ちょっと変わってみたら、実は生活が快適になるかもしれませんよ。

残業だって減るかもしれないし、12時の鐘がなると一斉にランチに飛び出すという習慣も変わるかもしれないし、フレックスタイムとかも増えるかもしれないし、さらにはホリデーも増えるかも!

だってそうじゃないと、やってらんないよ、っていう海外の人多いですから。

そうやって、ちょっとづつ、将来変わっていってほしいなーと思いますね。

(英国みたいに、毎年20万人以上の移民を受け入れ続けて、ちょっと拒否反応でちゃう場合もあるので、そのあたりは塩梅でしょうけどね。)

日本人はとっても器用だから、うまくやっていくと思いますけどね。若者の将来がもっと明るく、選択肢が多くなることを願いつつ、今日は、、、、おわり!

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