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知ればイメージが変わる!カナダの歴史と戦争

先日、オタワの「カナダ戦争博物館」に行ってきました。

「カナダ」って、社会科で習った歴史上で
戦争のイメージがないですよね。

連想する国と言えば
アメリカ、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ、中国、韓国
辺りがすぐに浮かぶのではないでしょうか?

私も、カナダって昔から平和な国なんだな〜

くらいに思っていました。

が、そのイメージは大きな間違い。

ちょっとカンタンに、カナダの歴史をお話しします。

カナダの先住民

「白人でしょ?」と言うイメージ、実は間違い。

カナダの先住民はインディアン(モンゴロイド)で
肌の色はオレンジっぽい民族です。
今で言うと、東南アジア系に近い見た目の人たち。

白人のイメージが強い理由

17世紀初めに、カナダを発見したヨーロッパ国がフランス。
フランス人が現在のケベックシティに入り、
まだ文明が未発達だった先住民を従えて、占領していきました。

その約60年後にイギリスがカナダを発見し、
イギリス領としてカナダの多くの地区を支配していきました。

こうして何度も内戦を繰り返して
イギリス、フランスに支配されることによって
いくつかの都市としてまとまり、
都市と都市が合併することによって、この大きな「カナダ」ができました。

1850年以降にはアメリカが何度か合併を計りましたが
都市毎の政府が団結することにより、その危機からも逃れています。

なぜカナダに戦争のイメージがないのか?

平和なイメージがあるカナダ。
でも、実はシッカリ第一次世界大戦にも第二次世界大戦にも
参加しています。

ではなぜ社会科でカナダの国名を聞かなかったかと言うと

イギリス、フランスのサポートとして参加していたから。

兵士も武器も持っていて、相当な死傷者も出ています。

 

そもそもイギリス、フランスがカナダを支配し始めたとき
先住民との文明の差がありすぎて、彼らは従うしかなかった。
この2国と、占領されることを受け入れた先住民たちによって
カナダという大きい国ができた。

そして今でもその歴史は色濃く残っていて
カナダのお札にはイギリスの女王が印刷されています。

「植民地にされた民族が独立の為に戦争を起こす」とか
「歴史上の上下関係がいまでも残っている」などのケースが多い歴史の中で、
カナダは独立戦争を起こすこともなく
今でもフランス語圏の地区をしっかり素敵な形で残して
この大きな国で上手く共存してる。

新しいこと、外からの人や文化、変化を恐れずに受け入れて
共存するカナダは素晴らしい。

日本とは丸で逆の道を歩んできた歴史に思える。

歴史を学んで、カナダに対するイメージが変わりました。

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ブログ紹介

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