痛み止め薬「ブスコパン」のおかげで、あの声も出ないような激痛から解放された。
我が家では、通称「ブス子」（酷）
ブス子に助けられて、ちょっとだけ誘惑に負けて何かを食べてしまう。
意地汚いかなぁと思うが、本当におなかがすいてたまらん。我慢できない！！
粉末のスポーツ飲料を水に溶かし、脱水症状を防ぎながら過ごす。
少しでも何か食べると、力が少し戻る。人間って……食べないと本当に死んじゃうんだなと思った（大げさ？）
一番辛かったのは土日で、まさにお客さんが来ているときは水を飲んだだけでもお尻が血の涙（爆）
なので、飲まず食わず。ちょうどカンカンがお昼寝してくれたので、どさくさにまぎれて一緒に1時間ちょっと横になる。なのでほとんどお客さんと会話せず（どっちみち英語じゃ会話なんぞできないけどなコンチクショウ）
ああ、でも黒人の奥さん…すっごい美人だったな……。旦那さんもかっこよかった。黒人さんの髪の色って、日本人の黒髪よりもっと黒くない？？漆黒というか。肌も黒いから眼の光がすごく目立って、綺麗だなぁ～～と思って見つめてしまった。
オージーの旦那さんはマッチョなのに、話せる日本語がちょっと女性っぽい（笑）おそらく、奥さんの日本語を覚えたんだろう。とってもフレンドリーで、我々夫婦の拙い英語を気長に聞こうとしてくれた。そして、フットボールの試合を見に行ってみたいんだと話したら今度一緒に行こうということになった。
残念だ、血便と貧血と腹痛で意識朦朧＆体力衰弱さえしてなければもう少しまともに接待できたのに（どんな状況だｗ）
死にそうになりながら、腹痛のあまり前かがみの姿勢で作っておいたアップルタルトを自分で味見できなかったのが心残りだ（爆）
月曜になってもまだ腹痛。ＧＰでブス子をもらったのが月曜の午後なので、午前中はまだ苦しんでた。
このときが一番弱ってたな～…カンカンをね、抱っこしようとしても持ち上げられないんですよ！
オットに助けてくれーーと頼んで午後から帰ってきてもらう。助かった……。こういうとき、外国の職場のほうが融通がきく。女房の具合が悪いなんて理由じゃ、なかなか早退なんてできないだろうから。ありがたや。
ＧＰの急患枠に入れてもらい、早速診察。家族に大病歴、高血圧などいないか色々聞かれる。
「妊娠の可能性は？」の質問にはコンマ２秒で「ありません。」と答えた。
ドクター（日本語ぺらぺらの豪快な女性）が「…ヤってないのぉぉ！？だーめじゃなぁぁい！！」と笑う（爆）
ねぇ。妊娠してから産後の育児の日々、そんなことしようなんてこれっぽっちも思えないし、時期的なものかも知れないけどちょっとそういうことを考えるのが気持ち悪いので（困ったね）このままオットが枯れてくれないものかと密かに願っているのですが。
で、問診のあとには尻の穴をチェックされる…。もうこの先生にはすべてを見られた気分（キャッ）
採血など色々して、あとは紹介状を持って専門科へ行くのみ。通訳が予約できるといいけどなぁ…腸のどこがどうとか、英語で言われたって絶対わかんないよ。
火曜日の今日は、ブス子の活躍もあって痛みはなし。
ジュースや、誘惑に負けて食べたもののおかげで買い物に行く体力もあった！
酷い天候だったので、カンカンをショッピングモールの中で遊ばせてやった。中華弁当を買ったら、私が何口か食べて、あとはほとんどカンカンがたいらげた（塩分とかこの際もう…）
カンカン、日に日に歩数更新中で今は１０歩の壁にぶつかっているところ。スイッチが入ると何度でも立ち上がって歩く練習をしようとするんだけど、それがまぁ可愛いのなんの。道行く人々が笑って見ていく。もうすたすた歩いているちょっと大きな子供も、興味津々でカンカンを見に来る。
ああ、何気ないこんな日常が幸せだ………具合が悪くなるとそんなことをしみじみ考えます。
明日は病院へ。カンカンを連れていくのが本当は嫌なんだけど仕方ない…つきあってもらおう。
どうか何もありませんよーーーーに！！！！南無三！！！！
